百合が原公園「クリスマスディスプレイ展 ~個性あふれるナチュラルリース~」開催中!
百合が原公園緑のセンター中温室では11月9日(火)より、毎年好評の「クリスマスディスプレイ展~個性あ...

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「リース&ツリー」編。冬のイベント〝クリスマス″に向け、手がけたディスプレイの様子をご紹介。 ~香りを持つ植物の魅力に惹かれて、育てる、眺める、味わう…日々の出来事を、ハーブ研究家のかりのあさのさんがつづります。「風葉香(ふうか)」は、風で葉っぱが揺れ香るハーブのことをイメージして。
かりの あさの
ハーブ研究家、ハーブ講座講師。ハーブのある暮らしの魅力を多方面から発信。
師走に入り、なんとなく気忙しい日々ですね。
雪が降って、あちらこちらからクリスマスソングが聴こえてくる12月。私の仕事も、リースやスワッグの講座や店舗のディスプレイがメインとなっています。
11月下旬に、ニセコ「ヴィラルピシア」のレストランやブティックの、クリスマスの雰囲気を感じられるリースやスワッグ、ツリーの飾り付けをしてきました。
今回はその様子をご紹介したいと思います。
なんといっても玄関にリースがあるのはクリスマスの定番ですね。リースには輪の形から、終わりも始まりもない(永遠のシンボル)、平和や幸せ、安定などの意味合いがあります。そんな想いを込めて、いつもリースを作っています。
レストランの玄関リースは直径50㎝くらいあるのですが、ドアのサイズも大きいので、ちょうどよいサイズ感。数種類のヒバやローズヒップなど自然素材をふんだんに使いました。カラフルなとうもろこしがアクセントになっています。
また、2カ所あるブティックの建物の玄関先には、同じ花材を使いながら雰囲気が異なるリースを飾っています。
ブティックのリースには、グリーンシーズンに「ヴィラルピシア」のガーデンで咲いていたジニアやカイガラソウ(カイザイク)、三尺バーベナをドライにして、花材として使っています。
春に植栽するときに「このガーデンに咲く花をリースに使いたい」と思い、それを実現できて嬉しく思います。
クリスマスツリーはモミの木が一般的ですが、レストランにあるコニファーの鉢植えをツリーとして使いました。
派手な雰囲気にならないように電飾も小さな暖色系です。LEDライトが銅線についていて、電源はUSB接続ができるものに。便利な世の中になったものだと実感(笑)。
ツリーの飾りは、アイシングクッキーと松ぼっくりのシンプルなものを。「アイシングクッキー」は、ルピシアグルマンのパティシエにお願いして作っていただきたました。柊(ヒイラギ)やティーポット、雪の結晶などを模した飾りがとても可愛くて、リボンを通して飾り付けながら、「可愛い、可愛い」と言い続けてしまうほどでした。
このアイシングクッキーは、ぜひ皆さんにご覧になっていただきたいです!
レストランの店内には、ローズヒップをふんだんに使ったリースやシロタエギク(ダスティミラー)をメインに、エキナセアのシードヘッドなどで装飾したリースも壁に掛けています。
シロタエギクも「ヴィラルピシア」のガーデンで育てたもの、エキナセアのシードヘッドはルピシアのビール工場前のガーデンで咲いたものをドライにして、花材として使っています。
ビール工場のガーデンには、さまざまな種類の宿根草を植栽しています。昨年の秋に植栽したので、来年あたりから見応えが出てきそうです。
小さな花材を利用して、フォトスタンドにした壁掛け飾りもあります。レストランの店内のどこにあるかは女性限定で探してみてください。
リースやスワッグは作る際に、花材をベースに取り付けるのが上手くいかないとか、小さな花材がいろいろ余っているというときは、グルーで接着して手軽に作れるかと思います。フレーム飾り(壁掛け飾りなど)を作るときにも便利ですよ。
レストランの店内にはスワッグの装飾も施しました。その様子はまた明日、お伝えしますね。 つづく。
ハーブ研究家。(株)ルピシア グルマン顧問。ハーブを取り入れた植栽デザインや料理の提案、また、ハーブ講座の講師として活躍。日本園芸協会ハーブコーディネーター、JAISハーブ学習指導員、JEAJアロマテララピーアドバイザーほか。 自宅の庭で100種類以上のハーブの植栽、野菜栽培を楽しむ。かりのあさのHP「ハーブまるごと生活」では、ハーブ&アロマのトータル情報をお届け。Facebook「かりのハーブcom」やInstagram「かりのハーブ」も。
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