自然素材で優しく、精油がふんわり香るボディークリーム作り
かりの あさの
「MyLoFE(まいろふえ)」本誌で連載していたハーブレシピのコーナーです。癒しの緑はもちろん、キッチンや暮らしにも大活躍のハーブ! ハーブ暮らしを気軽に・手軽に楽しむアイデアをお伝えしていきます。
【協力者】
制作・取材協力:かりのあさの(ハーブ研究家、ルピシアグルマン顧問。詳細はライター紹介・連載「風葉香つれづれ日記」を参照。記事最後)
熱湯に精油を垂らすだけの簡単芳香浴です。カップに立ち昇る湯気と一緒に精油の芳香成分が揮発し、香りがほんのりと空間に広がります。
鼻や呼吸、皮膚から芳香成分を取り入れることで、リラックスや風邪予防などの効果を得ることができます。在宅ワークの手元に置いたり、カップごとお風呂へ持ち込んだりと、お部屋などの空間ごとに香りを変えて楽しんでみてはいかがでしょうか。特におすすめは、リフレッシュできるオレンジやレモンなどの柑橘系、リラックス効果のあるラベンダーなど。
[注意] 小さいお子さんがいるお宅やペットを飼っている場合は、精油の種類や量、誤飲に気をつけて楽しんでください。
今や必需品となったマスクですが、殺菌・抗菌作用のある精油でマスクのケアを。スッキリ系の香りをまとって、気分もリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。ユーカリやティートリ―、パイン、ヒバなどの香りがおすすめです。
お手持ちのマスク、コットン(脱脂綿)3枚、お好みでユーカリやティートリ―などの精油、密封袋(ジッパー付きビニール袋)などを用意しましょう。
1. コットンを3枚用意して1枚に精油を1~2滴垂らし、残りのきれいなコットンで挟む。精油がマスクについてシミになるのを防ぐため
2. マスクと一緒に密封袋へ入れ、香りを移す。コットンはマスクの口側に入れないようにすること
[Check] マスクケアには、100%植物性由来の精油を使うこと。濃度が濃いので、皮膚・口などに直接触れることのないようにしてください。
・ユーカリ :免疫力を高めるほか、殺菌・抗ウイルス
・ティートリー :リフレッシュや、呼吸器系の炎症を鎮める。殺菌・抗ウイルス
・ペパーミント :気分をリフレッシュさせる。殺菌や抗炎症にも
・ローズマリー:記憶力アップ、肌の収斂(しゅうれん)
・レモン :リフレッシュ、免疫力を高めるなど。殺菌・抗ウイルス
そのほか、保湿クリーム作りや手作り石けんでもおすすめした、ローズウッド、ラベンダー、ゼラニウムなども使用してよいでしょう。
・ローズウッド:ストレス解消、リラックス効果、皮脂のバランスを整える
・ラベンダー :緊張やストレスを和らげるリラックス効果
・ゼラニウム :明るい気持ちに。肌の炎症を和らげる
[注意] 精油はさまざまな種類があります。種類によって持病をお持ちの方、妊娠中や授乳中、小さなお子さんには使用を控えた方がよいものがありますので、医者に相談しながら安全に使用しましょう。愛犬などペットがいる場合も注意が必要です。
また、精油を扱う際には、換気をしながら行ないましょう。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
書いた記事を見る\ このページをイイネする /
※会員ログイン後はお気に入り登録されます。
\ この記事のタグ /