人気が続く多肉植物。お部屋に飾ってグリーンのインテリアとして楽しんだり、ガーデナーのお庭では素敵なアクセントに。ここでは、この可愛いフォルムの多肉植物たちを、小さな器(うつわ)に寄せ植えして楽しむ方法をご紹介します。
手がけてみよう! 多肉植物の寄せ植えアレンジ<後編>~セメントの器(うつわ)作り
教えてくれる人
土屋 千尋さん
クラフト制作からスタートし、現在は多肉植物の栽培、アレンジ作成を中心に作家活動を行なう。独創的な寄せ植えをオーダーやイベントなどで販売している。インスタグラム hanahina_sisters を検索。
手づくりの器(うつわ)で個性もプラス
用意するもの ~セメントの器(うつわ)作り
・インスタントセメント
・水
・型となる容器(牛乳パックやお豆腐のパック、焼き菓子の型など)
・紙コップ
・飾りの釘(クギ)など
・ミョウバン
・そのほか輪ゴム、ゴム手袋などを用意
作り方
<前編>で紹介した、多肉植物の寄せ植えに使ったセメント製の器(うつわ)を手作りしてみましょう!
1. インスタントセメントに水を加えて混ぜる。商品説明よりやや水は多め、水分が浮き出るくらい緩めにするのがポイント。水が少ないと、乾いたときにヒビ割れするので注意
2. 型となる牛乳パックなどにセメントを適量流し入れる
3. 上から紙コップをゆっくりと押し込み、植え床用のスペースを作る
4. 紙コップが浮いてこないよう、輪ゴムをかけて固定する
5. セメントが少し固まったら、釘(クギ)などの装飾を施す。半日乾かして、中の紙コップに水分が浸みてきたタイミングで紙コップを抜き取る
6. さらにしっかりと丸一日乾かし、器を型から取り外す。セメントからアルカリ成分が出るため、その後ミョウバンを溶かした水に器を3日ほど浸け置いて、中和させてから使用する
装飾のアイデアでおしゃれに!
紙製のお菓子の型や紙コップをはじめ、牛乳パックや豆腐のあき容器、シリコンパックなど家庭にあるもの使って、さまざまな形の器(うつわ)を作ることができます。
錆びさせた釘(クギ)やネジでブルックリンスタイルにしたり、チョコレートの型を利用したアルファベットキューブ(セメントのキューブ)をあしらったり、アイデア次第で装飾も自由に楽しめます。
スタンプを使って、器をおしゃれに仕上げることも。スタンプは手軽でおすすめです!
表面にペンキで色をつけて、オリジナル性の演出も◎。クッキーやカップケーキなどを模したデザインも面白いです。また、ホワイトカラーのセメントを使用すると白い器できあがります。小さな多肉植物を寄せ植えて、さわやかな雰囲気に。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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