
かりのあさのさんの With the Herb ~冬の定番食材「すりみ」を大活用! <後編>ふわふわギョウザ&団子スープ
niwacul編集部
「MyLoFE(まいろふえ)」本誌で連載していたハーブレシピのコーナーです。癒しの緑はもちろん、キッチンや暮らしにも大活躍のハーブ! ハーブ暮らしを気軽に・手軽に楽しむアイデアをお伝えしていきます。
【協力者】
制作・取材協力:かりのあさの(ハーブ研究家、ルピシアグルマン顧問。詳細はライター紹介・連載「風葉香つれづれ日記」を参照。記事最後)
<前編>に続いて、春を味わうレシピをご紹介します。今の時期に採れる山菜「フキノトウ」を、ソースにしていただきます。
山菜に含まれる独特の苦みは、「植物性アルカロイド」という成分に由来するもので、体内の老廃物や毒素の排出を促す働きを持っています。
春が旬の山菜を食べ、冬の間にため込んだ老廃物をデトックスしましょう。
「春の使者」とも呼ばれるフキノトウは、栄養価も高く、高い抗酸化作用を持つポリフェノールを数種類含んでいることから、アンチエイジングにも期待できますよ。
春の味覚、旬のフキノトウを使った手作りソース。炒めることでアク抜きをし、マヨネーズでまろやかに。フキノトウのほろ苦さが軽やかに香る、春を感じる味わいのソースです。豚しゃぶやバンバンジーのつけだれ、つけうどんの薬味としてなど、いろいろな料理に活用できます。
フキノトウの代わりにハーブを使って、ハーブソースにしても◎。イタリアンパセリをベースに、ミョウガやタイム、ミントなどの組み合わせもおいしいです。
・ふきのとう 3~4つ
・醤油 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1~2
・胡麻ドレッシング 大さじ1~2
・はちみつ 大さじ1(砂糖でも代用可) ※はちみつの方が照りが出る
・みそ 大さじ2(なくても可。調味料はお好みで)
1. フキノトウを半分に切り、お酢を加えた水にさらして軽くアク抜きをし、ザクザクとみじん切りにする。フキノトウの苦みが苦手な人は、細かく刻むとよい
2. 油を多めにフライパンにひいて熱し、刻んだフキノトウを炒める。多めの油で炒めることでアクが抜け、やわらかさも出てくる
3. フキノトウがやわらかく、しんなりとしてきたら、火を止める
4. 容器に移して、醤油やマヨネーズ、胡麻ドレッシングなどの調味料をすべて加え、混ぜ合わせるだけでできあがり!
【Check】 できあがったソースは、少し時間をおいた方が味がなじんでまろやかになります。保存は小分けにして、冷凍保存がおすすめ。
また、フキノトウソースにゴマ油、ラー油、お酢、レモンの皮などを入れて“味へん”も楽しめます。和風や中華風、さっぱりしたい時になど、お好みで調味料を変えたり、加えたりしてアレンジを。
今回は、春を味わうレシピを紹介してきました。どれも簡単で、手軽に作れるものばかりなので、今が旬の春キャベツやフキノトウをぜひ味わってみてください。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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