
第8回 <niwacul×コメリ> 花と庭・暮らしの楽しみ方 ~<Vol.3>春色のコンテナ作り おすすめの春の花々
niwacul編集部
心地よい春の陽気が広がり、北海道にも本格的な花シーズンが到来しました! シーズンを彩る魅力的な花々を見に、ガーデンへ出かけてみませんか?
今回は、札幌市北区にある「百合が原公園」の、春の見ごろの花・エリアをご紹介します。
25.4ha(ヘクタール)という広大な敷地がある「百合が原公園」は、6,400種類もの植物が育てられている、札幌市北区最大の総合公園です。
公園内に暖かくやわらかな風が吹き始める春のシーズン、おすすめの花のエリアといえば「ムスカリの道」です。酪農地域であったという歴史的な景観を残す存在のサイロ下には、青紫色のムスカリが絨毯(じゅうたん)のように一面に広がり、バラエティー豊かなチューリップ約80種類・7,400本との共演が楽しめる春の名風景花壇となっています。
「ムスカリの道」は人気の観覧列車「リリートレイン」からも、ムスカリとチューリップの共演を楽しめます。 見ごろ時期:5月上旬~5月中旬
また、サクラが見ごろの知らせも聞こえてきました! 公園内のあちらこちらにチシマザクラやソメイヨシノなどが咲き、マグノリア(モクレンやコブシなど)も開花します。存在感のある美しい姿はもちろん、甘い香りも魅力の一つです。
公園内ではチシマザクラやソメイヨシノ、サトザクラなどのほか、紫色やピンク色、白色の大きな花弁が魅力のマグノリアも次々に花開いて、各所を春色に染めていきます。 見ごろ時期:4月下旬~5月中旬
人気の観覧列車「リリートレイン」からの車窓は、札幌の姉妹都市3カ国の代表する庭と、日本庭園が再現された「世界の庭園」など、各名所をめぐりながら四季折々の花を眺め楽しむことができます。
札幌市と姉妹都市3カ国の代表する庭園と日本庭園を、季節の植物とともに楽しめる「世界の庭園」。ボーダーガーデンではカタクリやスイセン、ヒヤシンスなどの春の植物が広がり、満開のブンゴウメやヨドガワツツジ、ユキヤナギ、ヤマブキなど明るい花色の植物たちが、それぞれの庭園の風景に溶け込みます。 見ごろ時期:5月上旬~
春先の花々が咲き進む中、札幌市の市花ライラックや風に揺れてやわらかな香りが楽しめるフジ、初夏を彩るバラなど花リレーは続いていきます。
札幌にも心地よい初夏の風が吹き始める頃、札幌の市花として愛されているライラックや、紫や白色の房状の花が垂れて揺れる姿が美しいフジ、気品ある花姿のバラやハマナスなど、やわらかな香りも楽しめる植物たちが生きいきと咲き乱れる季節に移っていきます。 見ごろ時期:ライラック、フジ/5月下旬~6月上旬、バラ/6月中旬~7月
神秘的な黒い花を咲かせる「クロユリ」や、白いハンカチのような姿の花を咲かせる「ハンカチの木」。寒冷な気候のチベット南部~中国西南部の高地に自生し、透き通るような青い花色が美しい「ヒマラヤの青いケシ」など、百合が原公園では大変珍しい植物たちにも出会えます。
公園内の散策を楽しんだ後、こちらの施設はいかがでしょう! 自慢のから揚げや春巻の定食や麺類のほか、百合が原公園ならではの“ユリ根”を使ったメニューも楽しめる「レストラン百合が原」。「ガーデンショップ」では、花壇に色を添える花苗や雑貨のほか、野菜苗なども種類豊富に取り揃えています。小さなお子さんでも安心して遊ぶことができる遊具広場や芝生広場は、ご家族で出かけた際にもいち押しのスポットです。
食事やお買い物、子どもたちの大人気スポットなど充実の施設や、見どころも豊富な「百合が原公園」に、ぜひ遊びに出かけてみましょう!
ガーデンショップには、春からたくさんの花苗や野菜苗、素敵なガーデン雑貨が並ぶ
●札幌「百合が原公園」
住所:札幌市北区百合が原公園210
TEL: 011-772-4722(百合が原公園管理事務所/庭園・リリートレイン)
駐車場:あり(276台・無料) ※冬期間中はP2駐車場のみ開放(138台・無料)
※公園は通年24時間開放・無料
URL:https://yuri-park.jp/
【園内施設の詳細】
・温室(百合が原緑のセンター) TEL:011-772-3511
営業:通年、8:45~17:15 ※月曜休み(月曜祝日の場合翌平日)
料金:温室/高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
URL:https://yuri-park.jp/guide/facility/
・ガーデンショップ TEL:080-1978-0536
営業:通年、9:30~17:00 ※月曜休み(月曜祝日の場合翌平日)
URL:https://yuri-park.jp/guide/facility/gardenshop/
・レストラン百合が原 TEL:011-774-3522
営業:4/15(金)~10/30(日)、イートイン10:00~15:00(LO14:30)・テイクアウトコーナー10:00~16:00、期間中無休
URL:https://yuri-park.jp/guide/facility/restaurant/
・世界の庭園
営業:4/23(土)~11/3(木・祝)、8:45~17:15(入場は16:45まで)、期間中無休
料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
URL:https://yuri-park.jp/guide/facility/teien/
・リリートレイン
営業:4/23(土)~10/30(日)、10:00始発・17:30または17:40最終 ※4月~9月無休(10月は平日運休)
料金:小学生以上(1回)360円 ※未就学児、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
URL:https://yuri-park.jp/guide/facility/lilytrain/
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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