第3回

niwaculアンバサダー 和泉玲実さん ~菜園(畑)とむすめ

日々の暮らしのことやガーデンライフ、趣味、旅先のことなど、最近の感心ごとや楽しみを、niwaculアンバサダーの皆さんが各地よりお伝えしてくれるコーナーです。

 

*profile*

和泉 玲実さん
毎日が庭づくり。造園家としての日々の奮闘と、好きなことしている時間をつづります。東川町在住。旭川市東旭川に事務所を構える造園店「いずみガーデン」勤務。

 

 

“心を体を育む”我が家の菜園 ~今シーズンの菜園計画

昨年、一般社団法人「日本ガーデンセラピー協会」さんの「花・緑・庭コンテスト」でグランプリをいただきました。旭川市内のこども園の園庭づくりに共感をいただき、さまざまな反響もあってとても感謝しています。

 

「花・緑・庭コンテスト」でグランプリをいただいたときの記事
「花・緑・庭コンテスト」でグランプリをいただいたときの記事

グランプリをいただく前、いち早くこの園庭を記事にしてくださったのが、今の「niwacul(ニワカル)」さんが、まだ北海道のガーデニング誌だった頃の「MyLoFE(まいろふえ)」さんでした。園長先生と一緒に取材を受けて、写真も盛りだくさんの可愛らしいページに。

「MyLoFE(まいろふえ)」さんに掲載された記事。なんと6ページのボリュームに!
「MyLoFE(まいろふえ)」さんに掲載された記事。なんと6ページのボリュームに!

植物や緑の力を使った“心のケア”は、全国でも関心が高まっています。「植物や緑のある環境で生まれた笑顔が、人の活力となり、物事をよい方向へ動かしてくれる原動力となる」と私も信じています。

今、新たに制作を進めている緑のある園庭があります。仕上がってきた庭園に、数種類の樹木を入れる予定です。木を入れることで一気に優しい雰囲気が加わり、お客様も喜んでくれる瞬間でもあります。

庭園の植栽に使う木々。クラブアップルや栗(クリ)、ハスカップ、ジューンベリーなど実ものも多い
庭園の植栽に使う木々。クラブアップルや栗(クリ)、ハスカップ、ジューンベリーなど実ものも多い

 

さて、ここからは我が家の庭。緑のある環境として、娘がまだ小さな頃に始めた菜園があります。毎年冬の間に、野菜を植える場所の計画を立てています。
今シーズンはキュウリやサヤエンドウ、イチゴ、ジャガイモなど、子どもが喜びそうなものを中心に計画を立てました。

キュウリやサヤエンドウはつる状で上に誘引していく野菜、2つを並べて1カ所に。イチゴの収穫も楽しみ。ジャガイモもいっぱい採れそう♪ ズッキーニ、トマト、ピーマンなど意外と本格的(笑)
キュウリやサヤエンドウはつる状で上に誘引していく野菜、2つを並べて1カ所に。イチゴの収穫も楽しみ。ジャガイモもいっぱい採れそう♪ ズッキーニ、トマト、ピーマンなど意外と本格的(笑)

そして、もう少し菜園の拡張を。これまでちょっとスペースが狭く感じていたので、広げることにしました。

昨年、フェンスを新調した際に余った木材を使うことに。もともとある菜園の方は枕木で組んでいますが、拡張部分はフェンスの残り材で一時的に広げることにしました。これなら畑を縮めたい場合も、元に戻すのがラクちんです。

フェンスを新調した際に余った木材を使用する
フェンスを新調した際に余った木材を使用する
畑にするエリアを掘り起こす作業からスタート
畑にするエリアを掘り起こす作業からスタート
木材で囲って、広げた菜園も完成!
木材で囲って、広げた菜園も完成!

娘が、お気に入りのバケツにジャガイモを入れ、植え付けを。この日は、春一番のまだ寒い中での作業でした。
菜園のジャガイモ植えは、娘の担当です。今年で3回目の植え付けになります。初めてのときは、植え穴にイモを放り込むような感じでしたが、今年はきちんと隣りのイモとイモの距離を測って植えてくれました。成長しましたね(笑)。

「よいしょ、よいしょ」。ヒモで隣りのイモとの距離を測って、ていねいにイモを置いている。まだ短い腕を精一杯伸ばして奮闘
「よいしょ、よいしょ」。ヒモで隣りのイモとの距離を測って、ていねいにイモを置いている。まだ短い腕を精一杯伸ばして奮闘

ちなみに今シーズンは、ポテトチップやフライドポテトに向いているトヨシロや、「栗じゃが」と言われるホクホクのキタアカリ、イモの中身が紫色のシャドークイーンを植えました。トヨシロで作ったポテトチップとフライドポテトがおいしくて、新じゃがの収穫時期が今から楽しみです。

ジャガイモは、トヨシロ、キタアカリ、シャドークイーンの3種類
ジャガイモは、トヨシロ、キタアカリ、シャドークイーンの3種類

植え付けも済んで、菜園ができあがりました! 早朝、または仕事から帰ってからの水やりや草取りは大変ですが、収穫の楽しみがありますし、何と言っても土の温もりを感じられるので私はとても好きです。特に春先のほこほこの土の感触は、何とも言えない喜びがありますね。

植え付けからしばらく経ち、少しずつ野菜が成長中。気温も上がってきて、これから一気に育ちそう
植え付けからしばらく経ち、少しずつ野菜が成長中。気温も上がってきて、これから一気に育ちそう

自分でイモを植えたので、水やりもしてくれます。毎日その成長に目を光らせて「今日は芽が出た」とか、「植えてない場所からイモが生えてきた」など、いろいろなことを教えてくれます。私が水やりを始めると、娘も「私も水を撒きたい」とホースの取り合いになります。自分の好きな野菜の周りだけですが、草取りもしてくれるようになりました。

水やりも、なかなか板についてきた。しっかりと水をあげている
水やりも、なかなか板についてきた。しっかりと水をあげている
イチゴに執着して見ているところ
イチゴに執着して見ているところ
イチゴが収穫できたときの嬉しそうな笑顔に、私もほっこり
イチゴが収穫できたときの嬉しそうな笑顔に、私もほっこり

写真は昨年のものですが、“イチゴ狩り(収穫)”のときにはこの笑顔! 自分で食べられそうなイチゴを選んで摘み、洗って食べられるようになりました。毎日毎日、子どもが新しいことを発見してくれる我が家の菜園。自然が与えてくれる心地よい刺激を、笑顔で私にも返してくれます。

最後は、おまけ。
昨年の出来事ですが、娘が泥遊びのときに使っていたのは、なんとズッキーニの実!

ズッキーニのお花と実をほとんど取っちゃったので、またしばらく収穫ができなかったのでした(汗)。こうやって親子ともども、いろいろなことを覚えていくのだな~と身をもって感じる毎日が続いていきます。

 

(niwaculアンバサダー 和泉玲実)

 

昨年はサヤエンドウにも興味深々だった。サヤの中に実が並んでいるのが、面白かったのかな?
昨年はサヤエンドウにも興味深々だった。サヤの中に実が並んでいるのが、面白かったのかな?

この記事を書いた人

和泉 玲実

和泉 玲実

東川町在住。旭川市東旭川に事務所を構える造園店「いずみガーデン」勤務、設計部長。造園・ランドスケープの設計やデザインを手がける。植物にも詳しい。幼稚園や病院の庭など、子供と地域のつながり、福祉と庭などをテーマにした分野にも注力。ガーデンデザインの勉強をするため、カナダ、アメリカ、ニュージーランドでの修行経歴も持つ。

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