冬のイベントを楽しむ! クリスマスの飾り付け「リース&ツリー」編
かりの あさの
今回は、メインエリアの枕木デッキのリフォームをお伝え。 …香りを持つ植物の魅力に惹かれて、育てる、眺める、味わう―、日々の出来事をハーブ研究家のかりのあさのさんがつづります。「風葉香(ふうか)」は、風で葉っぱが揺れ香るハーブのことをイメージして。
かりの あさの
ハーブ研究家、ハーブ講座講師。ハーブのある暮らしの魅力を多方面から発信。
前回に続いて次は、細長く庭の奥に続くメインデッキのリフォームをご紹介しますね。業者にお願いをして、6月下旬に入る頃に施工を行ないました。
我が家は傾斜地にあるため、平らなガーデンエリアを確保するために、庭は2段の枕木デッキで構成しています。ダイニングから直接出入りできるプライベートデッキの方は築35年でしたが、こちらは築25年になります。
雪捨て場所に使っていたエリアがかなり傷んでしまいました。自分があと何年、庭仕事を楽しむことができるのか、管理の負担や維持のことを考えると今の広さは必要ないので、少し減築することに。
減築後、まだ使えそうな枕木はメインデッキの取り替えが必要なエリアで再活用し、無駄なく使っていただきました。
10年くらい前ならバリ(切削工具)を使って、枕木の傷んだ部分だけを自分で手直ししたかもしれないですが、線路枕木はかなりの重さがあるため、今はもう力も足りませんし、無理ですね(苦笑)。職人さんは軽々と動かしているように見えて、驚いてしまいました。
床面が整ってきたら、次はフェンスです。塗装をサボっていた木製フェンスはすっかり色が落ちていましたが、木材自体は塗装を施せばまだ使えるとのこと。懐事情(ふところ)に寄り添ったありがたいアドバイスをいただいたので、塗装をして、傷みが激しい部分のみ交換や補強をしてもらうことにしました。
今までとガラリと変わった訳ではありませんが、新しく我が家の庭が生まれ変わり、私の気持ちも大きく変化しました。安全のためにリフォームした以外にも、ワンコたちと20年以上暮らした庭は、敷地をフェンスで囲って脱走防止をし、足の裏が汚れないように土のエリアを極力減らすなど、愛犬優先の庭づくりでした。
リフォーム後はこれからの先を見据えて、自分が過ごしやすい、除雪も含めて管理しやすい空間としての庭となりました。庭づくりを始めて35年。年月がつくり上げた趣きを大切にしながら過ごしたいと思います。
ハーブ研究家。(株)ルピシア グルマン顧問。ハーブを取り入れた植栽デザインや料理の提案、また、ハーブ講座の講師として活躍。日本園芸協会ハーブコーディネーター、JAISハーブ学習指導員、JEAJアロマテララピーアドバイザーほか。 自宅の庭で100種類以上のハーブの植栽、野菜栽培を楽しむ。かりのあさのHP「ハーブまるごと生活」では、ハーブ&アロマのトータル情報をお届け。Facebook「かりのハーブcom」やInstagram「かりのハーブ」も。
書いた記事を見る\ このページをイイネする /
※会員ログイン後はお気に入り登録されます。
\ この記事のタグ /