
第7回 <niwacul×コメリ> 花と庭・暮らしの楽しみ方 ~<Vol.2>春色のコンテナ作り 鉢サイズや道具など
niwacul編集部
「育てる」「楽しむ」「暮らす」「つながる」…etc. 庭から広がる〝楽しみ方(花・庭、DIY)のノウハウ″を、ホームセンター「コメリ」のマイスターたちが、テーマに沿ってお伝えしていきます。
*今回の取材*
コメリパワー苫小牧東店 グリーンマイスター(加藤さん、高橋さん)
前回<第10回>の、夏のおすすめ“ブルーガーデン”に続いて、「ホワイトガーデン」、人気の「ピンクの花色」を集めたガーデン、「シックな色づかい」など、テーマカラーで楽しむデザインについてお伝えします。今の庭を見直したい、デザインを変えたいと思っている人にもすぐに取り入れられるポイントがありますので、ぜひご参考にしてください。
白い花をメインやポイントにした“ホワイトガーデン”は、やわらかでふんわりとした雰囲気。純粋、上品、清らかといったイメージも与えてくれるでしょう。葉もののグリーンと組み合わせることで遠目からでも花が引き立ち、明るく見えます。
【ポイント】
・グリーンをしっかり入れて“ホワイト”をより引き立たせる
・同じ白でも色みの違いで差をつける
おすすめの花…ロベリア、バーベナ、フランネルフラワー、ニチニチソウ、ペチュニア、スカエボラ サンク・エール、ベゴニア、ダイアンサス、宿根フロックス、クレオメ、ゲラニウム、ラムズイヤー、ガウラ、ジギタリス、アジサイ‛アナベル’...etc
ピンク色の花は種類が多く、女性にも人気の高い花色。よく使われる定番の花色だからこそ、組み合わせやデザインで好みのイメージに近づけていきましょう。やわらかなピンクは優しいイメージに、赤に近い濃い色ならキュートに、彩度を下げればシックな印象に。
【ポイント】
・定番カラーだからこそ、高さや広がりなど動きを出す
おすすめの花…ミニバラ、インパチェンス、ニチニチソウ、ペチュニア、サフィニア、ランタナ、ダイアサンス、宿根リナリア、アストランティア、コスモス、マロウ、デルフィニウム、シュウメイギク、四季咲きバラ、西洋アジサイ‛ピンクアナベル’...etc
赤・ピンク・オレンジなどの暖色系は、元気な「ビタミンカラー」の印象が強いかもしれませんが、同じ暖色系でも、彩度の低い色味を選べばシックで落ち着いた印象に。秋色の花々を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。華やかさを抑えて趣きのある雰囲気を演出できます。
【ポイント】
・全体の彩度を下げるとシックな印象にまとまる
・同色系でまとめると、カラーバランスを取りやすい
おすすめの花…ケイトウ‛スマートルック’、ベゴニア‛タブレット’、コリウス、ガーデンダリア、ジニア、チョコレートコスモス、エキナセア、リシマキア アトロパープレア、銅葉ユーフォルビア、ジャーマンアイリス、ダリア、ユリ、ヒューケラ、銅葉スモークツリー...etc
カラーリーフは花とは別に花壇に彩りを加えたり、印象を変えたりするのにとてもおすすめ。銅葉は大人っぽく落ち着いた雰囲気、シルバーリーフは優しく清楚な雰囲気にできるでしょう。明るい葉色でも、彩度を意識するとシックなデザインに取り入れやすいと思います。
【ポイント】
・花の咲かない時期も葉色で華やかになる
・葉の形や動きがアクセントとなり、動きや変化が出る
・花を引き立ててより美しく見せる
おすすめの植物…コリウス、ラミウム、シロタエギク(ダスティミラー)、ヘリクリサム、ラムズイヤー、アサギリソウ、ポリゴナム(ヒメツルソバ)、リシマキア、ユーフォルビア、ヒューケラ、カレックス、フウチソウ、コクリュウ、ホスタ、ユーカリ、ハツユキカズラ...etc
今回、テーマカラーガーデンの植栽について教えてくれたのは、コメリパワー苫小牧東店のグリーンマイスター 加藤さん、高橋さんです。「この夏はコメリもおすすめする、夏にぴったり“青い花・ブルーガーデン”や、さまざまなテーマカラーで楽しむデザインに、ぜひチャレンジしてみてください」。
●コメリパワー苫小牧東店
住所:北海道苫小牧市新開町2-2-3
TEL:0144-53-1600
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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