はなふる “7つのガーデン” ~「虹色の鳥」

 
●虹色の鳥
RAINBOW BIRD

ガーデンデザイン:土谷美紀さん(サンガーデン)

鮮やかな花色が広がる“花と風の丘”

ガーデンのデザイン・植栽を手がけた、「サンガーデン」の土屋美紀さん
ガーデンのデザイン・植栽を手がけた、「サンガーデン」の土屋美紀さん

恵庭市 花の拠点「はなふる」へ道の駅側から向かうと、正面の奥に広がるのが「虹色の鳥」。上空から花畑を見下ろすと、ハチドリがホバリングしているような形をしているガーデンです。特徴は何といっても色とりどりの花々が数多く植えられていること。「はなふる」に展開する“7つのガーデン”の中でも、最も鮮やさのあるガーデンといえます。

 

手がけた「サンガーデン」(恵庭市)の土谷美紀さんは、「風の強い丘と日当たり良好の場所を存分に生かすには、とにかく華やかなガーデンにしたかった」と話します。一年草花壇のイメージで考案しつつ、「通常は一年草で行なう帯状のグラデーションを宿根草でやってみたら面白いかもしれない」、そんな思いでデザインをされました。

隣り合わせの「ミチノモリ」エリアと花色がつながるように植栽。ブルー系の花でまとめている
隣り合わせの「ミチノモリ」エリアと花色がつながるように植栽。ブルー系の花でまとめている
6月、花の成長が勢いを増して、ブルーの花色がより印象的に
6月、花の成長が勢いを増して、ブルーの花色がより印象的に

ハチドリの尾にあたる部分は、隣接の「ミチノモリ」エリアから自然な流れが続くようにと、ブルー系の植物や花でまとめています。そこからお腹の部分にかけて紫になり、胸のあたりへ進むにつれて少しずつピンク系に、最後はクチバシのあたりで黄色い花が咲く。鮮やかなグラデーションは、まさに「虹色の鳥」をガーデン全体で表現しています。

 

見どころはバリエーション豊富な花の組み合わせ。植栽された植物は約100種4,000株、一年草を含めると8,000株。惜しげなく贅沢(ぜいたく)に植物を使って、彩りの美しい“大きなお花畑”ようなイメージです。特に季節ごとにエリア分けをしていないため、春の早い時期以外は必ず色鮮やかな開花を見ることができます。

いくつかに分かれた植栽エリアは、次のエリアへと花色が続いていくように広がる(6月の様子)
いくつかに分かれた植栽エリアは、次のエリアへと花色が続いていくように広がる(6月の様子)
シーズンを通してその時々の花々が咲き続いていき、訪れる度に違った花風景を楽しめる
シーズンを通してその時々の花々が咲き続いていき、訪れる度に違った花風景を楽しめる

より花々を近くで感じられるよう、花畑(花壇)の中にも土面の通路をたくさん配しているので、花の姿や色を間近で見たり、香りを嗅いだりすることもできます。また、ガーデン内のベンチに座れば、目線に花を眺めながら休憩するのにもちょうどよいです。花に囲まれたフォトスポットとしても映えるので、ぜひ素敵な花の空間を体感してください。

花壇の中の通路。花に囲まれての写真撮影もおすすめ
花壇の中の通路。花に囲まれての写真撮影もおすすめ
丘の芝生の上で過ごしたり、ベンチに座ってゆっくりと花を眺めることも
丘の芝生の上で過ごしたり、ベンチに座ってゆっくりと花を眺めることも

Profile

土谷 美紀さん
実家である花苗生産の「サンガーデン」取締役。ガーデン設計・施工・管理に携わる。恵庭市フラワーマスター、恵庭花のまちづくり推進会議のメンバー。
土谷 美紀さん
実家である花苗生産の「サンガーデン」取締役。ガーデン設計・施工・管理に携わる。恵庭市フラワーマスター、恵庭花のまちづくり推進会議のメンバー。

【実績・受賞歴】「洞爺湖サミットおもてなし花飾り」企画設計施工 「フェアフィールドbyマリオットホテル」外構設計施工・管理 「フレスポ恵み野」外構工事、設計施工・管理 「もなみふれあいパーク」室内納骨堂 花装飾設計施工・管理

 

この記事を書いた人

niwacul編集部

niwacul編集部

北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。

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