
色鮮やかな「マロウ」の“水出しハーブティー”
藤井 純子
「MyLoFE(まいろふえ)」本誌で連載していたハーブレシピのコーナーです。癒しの緑はもちろん、キッチンや暮らしにも大活躍のハーブ! ハーブ暮らしを気軽に・手軽に楽しむアイデアをお伝えしていきます。
【協力者】
制作・取材協力:かりのあさの(ハーブ研究家、ルピシアグルマン顧問。詳細はライター紹介・連載「風葉香つれづれ日記」を参照。記事最後)
7~8月にもなれば、北海道も“夏”本番。ガーデニングの最盛期となり、庭のハーブも成長期に。大きく茂るハーブをたくさん使って、ハーブの香りとともに夏らしい料理レシピを楽みませんか。庭で過ごすのも気持ちのよいシーズンなので、外で楽しめる調理アイデアもお伝えします。心地よい夏の日差しとハーブの香りに包まれながら、夏らしい味わいを。
クッキングペーパーに包んで魚介の旨みとハーブの香りを封じ込める、ペーパー包みパスタ。魚介のほどよい塩味、ニンニクとハーブの香りをぎゅっと凝縮させれば、味つけはごく薄味でも満足度大! フライパンやホットプレートでも作れますし、アルミホイルで包めば庭に出てBBQコンロにのせて作ってもOK。魚介はシーフードミックスを使うとお手軽です。
・パスタ 1束(80g)
・好みの魚介(今回はホタテ、エビ、イカ、アサリ)
・好みの野菜(今回はズッキーニ、チンゲンサイ、トマト、タマネギ、きのこ類)
・フレッシュハーブ(今回はバジル、レモンバーベナ、タイム)
・鶏がらスープの素 小さじ1くらい(100mlのお湯で溶く)
・にんにく 1片(分量はお好みで)
・そのほかクッキングシート、アルミ容器
1. パスタを茹でておく。3~4分で少し硬めに茹で、乾かないようにオイルを回しかけて軽く混ぜてなじませる。
2. アルミ容器にクッキングシートを敷き、茹でたパスタとカットした野菜を入れていく。タマネギを底に敷き、その上にパスタを加える。
【ポイント】 クッキングペーパーは破れたり、隙間ができたりするのを防ぐために2枚使って包むのがおすすめです。また、丸めてシワをつけると扱いやすいです。
3. 好みの魚介とカットした野菜、ニンニクを入れ、最後にフレッシュハーブをのせる。
4. お湯で溶いた鶏がらスープをかけ回して入れ、軽く味をつける。
5. 隙間なくクッキングシートで具材を包む。内側・外側のシートを1枚ずつ順に、折りたたむようにして包んでいく。
【ポイント】 内側のクッキングシートで具材を包み、外側のクッキングシートは上部で重ねて折りたたんでまとめ、両端は容器の内側に詰めて処理しましょう。
6. お湯を張ったフライパンに容器ごと置き、フタを閉めて中火で5分程度蒸し焼きにする。
7. 魚介に火が通れば、包みパスタのできあがり!
できあがったらペーパーを開けて、ハーブの香りと魚介の風味を感じながらそのままいただきます。今回は、鶏がらスープを使いましたが、オニオンスープで作るのもおすすめ。また、バゲットを添えてもよいですね。
夏場は庭に出てBBQをすることも多いでしょう。ペーパー包みパスタを準備して網の上にのせれば、BBQメニューとして楽しむこともできます。容器ごとアルミホイルで包んで、加熱するだけです。ぜひチャレンジしてみてください!
明日の後編(第17回)につづく。アルミ包みリゾット&クッパをのレシピをお伝えします。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
書いた記事を見る\ このページをイイネする /
※会員ログイン後はお気に入り登録されます。