第4回

10月に行くべき帯広のガーデン観光

広い北海道に点在するガーデンも飛行機を利用すればひとっ飛び。貴重な旅の時間を効率的に使ってガーデン観光を楽しみましょう。

第4回目は、10月に行くべき「とかち帯広空港」の周辺エリア。北海道も秋を迎え紅葉を楽しめる季節です。心地よい秋風に小川のせせらぎが奏でる音を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしませんか? ちょっぴり大人気分で楽しめる“帯広のガーデン観光”をご紹介します。

とかち帯広空港から出発するガーデン観光

北海道らしい風景をつくる樹木の庭園「真鍋庭園」

花が主役のガーデンは数あるけれど、真鍋庭園はコニファー(針葉樹)を中心とした樹木が主役となっている北海道でも珍しい庭園です。広さ25,000坪の広大な敷地には、「日本庭園」「ヨーロッパ式庭園」「風景式庭園」の3つのテーマガーデンがあり、コニファーをはじめ、花木、低木類など約1,200種の木々が植栽されています。
春は芽吹きを、夏は新緑を楽しめる真鍋庭園の、秋の魅力はやはり“紅葉”。特にカエデ類は種類が多く、日本のヤマモミジやアメリカハナノキ(ベニカエデ)、ヨーロッパのノルウェーカエデなどが多彩な彩りを見せ、晩秋に向かう十勝の風景を美しく染めていきます。また、ミヤギノハギやシロハギなどハギ類の可憐な花も見ごろを迎えるのでぜひチェックを。木々の持つ生命力や美しさに触れながら園内をゆったりと散策したり、ガーデンセンターで最新の園芸品種を購入したりと、思い思いに楽しめます。
オレンジに染まるヤマモミジが秋の日差しを受けて輝く
オレンジに染まるヤマモミジが秋の日差しを受けて輝く
ベニカエデは深紅に
ベニカエデは深紅に
フリーマニーカエデ(左)とヤマモミジ(右)の色づき
フリーマニーカエデ(左)とヤマモミジ(右)の色づき
秋の風情を感じるハギの花
秋の風情を感じるハギの花

2022年10月8日(土)~10日(月・祝)には、毎年恒例の「秋の感謝祭」も開催。お得なセールやハンドメイドマルシェ、明治時代の建造物「真正閣」の内部公開などのイベントが予定されています。また、11月28日(月)までは、「森のオープンギャラリー」にて秋展示も開催中。アーティストは前山忠さん、テーマは「水平線の視界」です。

25,000坪の敷地には約1,200種類の木々が植栽
25,000坪の敷地には約1,200種類の木々が植栽
ヒマワリのタネを食べるエゾリスを見かけることも
ヒマワリのタネを食べるエゾリスを見かけることも

【とかち帯広空港からのアクセス】

車で道道109号線を走行し約20分。交通機関を使用する場合は、帯広駅行き「とかち帯広空港連絡バス」に乗車し、「西6条41丁目」停で下車後、徒歩約5分。

 

■真鍋庭園
住所:北海道帯広市稲田町東2-6
TEL:0155-48-2120

営業時間:8:30~17:30(最終入園17:00まで、4月下旬~11月営業) ※10月・11月は時短あり

料金:(入園料)大人1,000円、小・中学生200円

※詳しくはHPをご覧ください。

趣味で始めた庭園が地元の観光名所に
「十勝ヌップクガーデン」

十勝ヌップクガーデンは、自然林の一部を使ってオーナーが趣味で手がけ、広げてきたガーデンです。「ヌップク」とは、アイヌ語で平野を流れる川のこと。ガーデン内には日高山脈の伏流水から湧き出るヌップク川が流れていて、「十勝ヌップクガーデン」の名前の由来にもなっています。今では約12,000坪もの広大な園内に80種以上の樹木、120種以上の花々が季節ごとに咲き誇る観光庭園として、観光客はもちろん、地元の人々にも愛されています。

園内に足を踏み入れ散策路を進むと、目の前に広がるのは滝と池のある本格的な和風庭園。さらに進むと、約30種1,200株のバラが咲くローズガーデンや四季折々の花で彩られる大花園などの鮮やかな花畑、自然林や池のエリア、さらには枯山水まで、趣きや表情の異なる庭が次々と現れ、訪れる人の目を楽しませてくれます。

レストランの窓からも眺められる日本庭園
レストランの窓からも眺められる日本庭園
秋の様子は木々が色づき、より趣きを感じる
秋の様子は木々が色づき、より趣きを感じる
涼やかな滝の音に癒される
涼やかな滝の音に癒される

この時期に見ごろを迎えるのは、コスモスや宿根アスタ―、宿根フロックス、ガーデンマムなど。大花園やローズガーデンなど園内のさまざまなところで目にすることができます。また、秋が進むにつれて色濃く咲くバラの二番花や色づくヒメリンゴに続いて、木々の紅葉も始まります。昼夜の寒暖差でナナカマドやイチョウなどが赤や黄色に染まっていき、9月下旬~10月上旬に見ごろを迎えます。冬に向けては、実を集める動物たちもガーデンに顔を出し、落ち葉のじゅうたんの上を走り回るエゾリスに出会うこともあるかもしれません。
そのほか、園内には小動物とのふれあい広場や乗馬体験、レストランや宿泊施設もあり、ぜひ家族や友人と訪れて、十勝の自然を存分に楽しんでみてください。

風が木々を揺らす音や小川のせせらぎ、野鳥のさえずりを聞きながら散策を
風が木々を揺らす音や小川のせせらぎ、野鳥のさえずりを聞きながら散策を
鮮やかに染まった落ち葉が、まるで赤いじゅうたんのよう
鮮やかに染まった落ち葉が、まるで赤いじゅうたんのよう
日没後はイルミネーションも点灯し、併設のレストランからその様子を楽しむことも
日没後はイルミネーションも点灯し、併設のレストランからその様子を楽しむことも

【とかち帯広空港からのアクセス】
車で道道109号線を走行し約10分。交通機関を使用する場合は、帯広駅行き「とかち帯広空港連絡バス」に乗車し「大正本町」停で下車後、十勝バス【60】広尾線に乗換、「大正19号」停で下車、徒歩約5分。

 

■十勝ヌップクガーデン
住所:北海道帯広市昭和町西1線109番地

TEL:0155-64-2244

入園時間:
[ガーデン]夏期(4月~10月)9:00~19:00

       冬期(11月~3月)10:00~20:00

*開園時間外の入園についてはご相談ください。

料金:(入園料)500円

とかち帯広空港で見つけた
おすすめのおみやげ

シーベリーソーダ 330ml 270円
シーベリーソーダ 330ml 270円

士幌産のシーベリーを使い、士幌高校生と町が開発。ビタミンA・C・Eを含む甘酸っぱいソーダです。

【販売店】 Petit Mart MayQueen(とかち帯広空港ターミナルビル2F)、道の駅ピア21しほろ、しほろ温泉プラザ緑風 ほか

テレアイーネ 100g 1,366円
テレアイーネ 100g 1,366円

2カ月以上熟成した山羊乳チーズのハードタイプ。独特のしっかりとした歯ごたえとコクがあります。

【販売店】 こじま(とかち帯広空港ターミナルビル2F) ほか

ガーデンへ向かう途中のお立ち寄りスポット

十勝の魅力を存分に味わう
CAFE & BAR NUPKA(カフェ&バー ヌプカ)

「HOTEL NUPKA」1Fのカフェ&バー。地元の生産者から届く無農薬野菜や平飼い卵、十勝産有機小麦の天然酵母パンなど、食材は十勝産がメイン。オリジナルのクラフトビールも人気です。

「オニオングラタンスープと十勝の彩りサラダセット」 850円 (7時~15時の提供)
「オニオングラタンスープと十勝の彩りサラダセット」 850円 (7時~15時の提供)
旬の食材を使った「本日のキッシュ」テイクアウト 780円
旬の食材を使った「本日のキッシュ」テイクアウト 780円
ホテルのロビーを兼ねた開放的な空間。旅人たちの交流の場としても活用されている
ホテルのロビーを兼ねた開放的な空間。旅人たちの交流の場としても活用されている

■CAFE & BAR NUPKA(カフェ&バー ヌプカ)

住所:帯広市西2条南10丁目20-3

TEL:0155-20-2600

営業:7:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)

(モーニング~10:00 L.O.9:30、ランチ11:30~L.O.14:00)

定休日:なし

牧場直営のジェラートショップ
GELATERIA NEVE(ジェラテリア ネーヴェ)

自社牧場から届く搾りたて生乳で作るジェラートは、安定剤不使用でミルク本来の甘さとすっきりとした後味が特長で、常時10種類以上のフレーバーが揃い、季節限定フレーバーも登場します。

定番の「牧場ミルク」と、ほろ苦い「ティラミス」のダブル 450円
定番の「牧場ミルク」と、ほろ苦い「ティラミス」のダブル 450円
オシャレな外観。店舗前に5台分の駐車スペースあり
オシャレな外観。店舗前に5台分の駐車スペースあり

■GELATERIA NEVE(ジェラテリア ネーヴェ)

住所:帯広市西20条南5丁目12-9

TEL:0155-29-5479

営業:11:00~17:00(土・日曜、祝日~18:00)

定休日:水曜

自家焙煎スペシャルティコーヒー
ハレノヒ珈琲店

生豆を2度洗ってつけ置きし、天日干ししてから焙煎する芳醇な味わいのコーヒーと、手づくりスイーツのカフェ。札内川ダムトンネルで短期熟成させ、香りとコクを引き出した一杯もぜひ味わってみてください。

「珈琲店のリッチなプリン」 650円、限定15杯の「コールドブリューコーヒー」 680円
「珈琲店のリッチなプリン」 650円、限定15杯の「コールドブリューコーヒー」 680円
コーヒーの香り漂う店内。「ハレノヒブレンド」など常時15種類の豆を販売
コーヒーの香り漂う店内。「ハレノヒブレンド」など常時15種類の豆を販売

■ハレノヒ珈琲店

住所:河西郡中札内村東2条北7丁目18-5

TEL:050-6882-0951

営業:10:00~17:00 L.O.16:00

定休日:月・火曜、不定水曜、ほか不定休あり

※予約不可

立寄りスポット
道の駅おとふけ なつぞらのふる里

十勝のグルメが集結したフードコートも人気
十勝のグルメが集結したフードコートも人気

‘22年4月に移転リニューアル。十勝エリアの農畜産物がずらりと揃うほか、NHK連続テレビ小説「なつぞら」のセットを模したコーナーもあります。

■道の駅おとふけ なつぞらのふる里

住所:河東郡音更町なつぞら2

TEL:0155-65-0822

営業:9:00~18:00

定休日:なし(11月~翌3月は月曜、祝日の場合は営業、翌火曜休)

ご当地グルメ
中華ちらし

※写真はイメージ
※写真はイメージ

野菜と肉と卵を炒め、甘めの醤油ダレで味付けし、白いごはんにのせた料理です。スプーンで豪快に頬張るのがおすすめ。帯広市内の中華料理屋では「ちらし」と呼ばれているそう。

「とかち帯広空港」を利用した“ガーデン観光”。北海道は9月下旬~10月中・下旬までが紅葉の見ごろ。夏とは違った鮮やかな色づきにハッと心動かされながら、山々の風景を堪能したり、色づく秋のガーデンの装いを楽しむことができるでしょう。

とかち帯広空港へは新千歳空港から車で約2時間30分、東京(羽田)からは飛行機を使うと約2時間です。

 

 

※営業状況変更の可能性がございます。お出かけの際には各店舗・施設へお問い合わせください。
※各記載価格はすべて税込み価格となります。

この記事を書いた人

niwacul編集部

niwacul編集部

北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。

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