
シーズン最後の庭作業“冬じたく”が始まりました
かりの あさの
「MyLoFE(まいろふえ)」本誌で連載していたハーブレシピのコーナーです。癒しの緑はもちろん、キッチンや暮らしにも大活躍のハーブ! ハーブ暮らしを気軽に・手軽に楽しむアイデアをお伝えしていきます。
【協力者】
制作・取材協力:かりのあさの(ハーブ研究家、ルピシアグルマン顧問。詳細はライター紹介・連載「風葉香つれづれ日記」を参照。記事最後)
ミツロウ(蜜蝋)でコーティングを施した「ミツロウラップ」は、プラスチックフリーで環境に優しいラップ。手で温めて少しやわらかくし、いろいろな形の容器での保存ラップに使えます。水洗いすれば、繰り返し使用できるのもよいところです。
最近では生活雑貨のお店でも目にすると思いますが、ちょっぴり高価なので、手作りもできるとうれしいですね。プラスチックゴミの軽減になり、環境にも優しい。こんなところからSDG’sに取り組んでみるのも、よいかもしれません。可愛い布地を用意して、ぜひチャレンジを!
乾物やお菓子の保存や、暮らしの中でのちょっとした小物類などの保管時にも、ミツロウラップの利用はおすすめ。可愛いラップを登場させれば、いつもより気分も上がります。作り方も簡単です! そして繰り返し使えてとって便利。
【注意】
・ミツロウラップは火気厳禁のため、電子レンジや湯煎には使用できません。また、生肉や鮮魚の保存には使用しないでください。
・汚れた場合は水で手洗いし、よく干しましょう。ミツロウが溶けてしまうのでお湯は避けてください。
・ミツロウチップ 5g
・ホホバオイル 小さじ1/4程度
・布(15×15cm)
・クッキングシート
・アイロン
・アイロン台(タオルで代用可)
1. タオル(アイロン台の代用)の上にクッキングシートを広げ、布(15×15cm)をおく
2. ミツロウチップにホホバオイルをかけてまとわせ、布の上にまんべんなく広げ並べる
【check!】 ミツロウにホホバオイルを加えることで、やわらかな仕上がりになります。
3. クッキングシートを被せ、アイロンで熱(中温)をかけてミツロウとオイルを布地に浸透させる
4. ミツロウが布に浸み込んだら、クッキングシートをめくって確認。ミツロウが足りてない部分があれば、ミツロウチップを足してアイロンで再度熱を加える
【check!】 ミツロウチップの追加は、クッキングシートにはみ出したミツロウを再利用してもOK!
5. 全体にミツロウが浸み込んだら、これで完成! すぐに乾燥するので、使ってみよう
ミツロウチップは、一部のクラフトショップやネット通販を利用して購入できます。ミツロウ色のもの(未精製)と白いチップ(精製済み)があり、どちらを使用してもよいです。また、小袋や容量の多いものがあるので、使う分量に合わせて購入しましょう。
ミツロウラップの使い方は、手の熱で温めるとやわらかくなるので、少し握って温め、容器にフィットさせて使います。
【注意】
・ミツロウラップは火気厳禁のため、電子レンジや湯煎には使用できません。また、生肉や鮮魚の保存には使用しないでください。
・汚れた場合は水で手洗いし、よく干しましょう。ミツロウが溶けてしまうのでお湯は避けてください。
今回は、布サイズは15×15cmにカットしたもので作りましたが、20×20cmなどいくつかのサイズのミツロウラップを作っておくとよいでしょう。ちょっとした保存に、とても便利ですよ。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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