
“星の降る里あしべつ”に新しいグランピング施設「芦別スターグランピング」が誕生!
2022年8月上旬にオープンした「芦別スターグランピング」は、芦別温泉「おふろcafe 星遊館」の敷地内で...
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広い北海道に点在するガーデンも飛行機を利用すればひとっ飛び。貴重な旅の時間を効率的に使ってガーデン観光を楽しみましょう。
第5回目は、11月に行くべき「たんちょう釧路空港」の周辺エリア。北海道の冬に向けた準備が始まる季節、越冬準備をするタンチョウの姿がチラホラ。ガーデンが終了を迎える中、季節を忘れて道東エリアではなかなか見られない樹木に触れられるスポットなど 「たんちょう釧路空港」周辺のガーデン観光をご紹介します。
EGGとは「いつも緑を」の願いをこめて、「EVER GREEN GARDEN」の頭文字を冠した、屋内植物園。厳しい冬の長い釧路でも、一年を通して花と緑を楽しみ、太陽と水辺に憩うスペースとして多くの市民や観光客に愛されているスポットです。
関東圏に自生する常緑広葉樹を中心に約40種類の樹木が植栽され、ツツジやシャクナゲ、ナンテンなどの低木から、クスノキやヤマモモなど5mを超える高木などの常緑樹が年中鑑賞できます。寒冷地型園内緑地として総ガラス張りで整備されているので、天候を気にせずオールシーズン利用でき、冬期間も太陽の日差しの下で森林浴気分が味わえます。施設の中央には流水路があり、樹木の景観とともに水のせせらぎにも癒されてください。
年間を通してさまざまな花が楽しめますが、11月初旬から12月にかけてはサザンカが見ごろに。サザンカはツバキ科ツバキ属の常緑樹で、耐寒性が弱いため北海道の屋外ではほとんど見ることができません。1月頃からは、追いかけるようにツバキの開花も始まります。
また、展示会やコンサート会場などで利用されています。2011年の東日本大震災の津波による塩害で一部の樹木が弱り、花が咲きづらい状況が続いていますが、今年から試験植栽を行ない、再生に向けて取り組んでいます。道東エリアではなかなか見られない樹木も多いので、ぜひ足を運んでみましょう。
【たんちょう釧路空港からのアクセス】
車で国道240号、国道38号を走行して約30分。交通機関を使用する場合は、「リムジンバス釧路空港線」フィッシャーマンズワーフMOO行に乗車し、「フィッシャーマンズワーフMOO」停で下車後すぐ。
■EGG(釧路港東港区北地区緑地)
住所:北海道釧路市北大通2丁目2番地
TEL:0154-23-0600(指定管理者:(株)釧路河畔開発公社)
営業時間:(4月~10月)6:00~22:00、(11月~3月)7:00~22:00
料金:無料
※詳しくはHPをご覧ください。
阿寒国際ツルセンター【グルス】は、専門の研究員がタンチョウの生態や行動などを研究、発信し、タンチョウの保護に役立てていく国内唯一のタンチョウのための施設です。釧路市は特別天然記念物タンチョウの越冬地として知られ、タンチョウへの人工給餌をはじめ古くからタンチョウの保護に関わってきました。
センター内にはタンチョウの生活や習性、からだのしくみなどを分かりやすく解説した展示コーナーや、生きいきとしたタンチョウの姿を伝える映像コーナー、文献や映像資料を集めたライブラリーコーナーがあり、タンチョウの四季の姿や生活をパネルや映像を通じて詳しく知ることができます。また、野外飼育場では、マナヅルとタンチョウが自然に近い状態で飼育されており、一年を通して間近で観察できます。
11月から分館のタンチョウ観察センターで野生のタンチョウへの給餌が開始されます。雪が降って自然のエサがなくなると給餌を頼ってタンチョウたちが集まってくるので、12月下旬から2月には多いときで100羽以上の野生のタンチョウを見ることができます。タンチョウ観察センター内には無料双眼鏡も備えられているので、暖かい室内からゆっくりと優雅なタンチョウの姿を観察できます。喫茶では、窓越しにタンチョウの姿を眺めながらホットドリンクで休憩するなんて体験も。
2022年6月には、同館で飼育しているタンチョウのペアにヒナが誕生! 名前は一般募集と投票で「ヒナタ」ちゃんに決定しました。可愛らしいヒナの成長も楽しみです。
【たんちょう釧路空港からのアクセス】
車で国道240号を走行して約25分。交通機関を使用する場合は、路線バス「阿寒線」阿寒湖バスセンター行に乗車し、「丹頂の里」停で下車後、徒歩3分。
■阿寒国際ツルセンター【グルス】
住所:北海道釧路市阿寒町上阿寒23-40
TEL:0154-66-4011
営業時間:9:00~17:00
料金:大人480円、小中学生250円/団体(15人以上)大人350円、小中学生180円
ふわっ&サクッ食感の生地にさっぱりとしたチーズクリームをサンド。釧路らしいパッケージも評判です。
【販売店】ANA FESTA 釧路店(たんちょう釧路空港ターミナルビル2F)
地元の酒蔵「福司」の日本酒と道産生クリーム、カスタードを贅沢に使ったカタラーナです。
【販売店】BLUE SKY 釧路空港店 出発ロビー店(たんちょう釧路空港ターミナルビル2F)
オーガニック素材を使った焼き菓子や、豊富なドリンクが揃うカフェ。自家製パンの「阿寒ポークサンド」や、道東産生乳とオーガニックシュガーで作るソフトクリームもおすすめです。
■RHYTHM(リズム)
住所:釧路市鳥取大通8丁目7-27
TEL:0154-52-5544
営業時間:10:30~17:00(L.O.16:30)
定休日:日曜、祝日
名物の「魚醤ラーメン」は、魚の内臓や脂を取り除き、旨味だけを引き出した自家製魚醤が味の決め手。スープはあっさり味とこってり味の2種を用意し、麺の太さも選べます。
■魚一(うおっち) ら~めん工房
住所:釧路市幸町13丁目1(釧路丹頂市場内)
TEL:0154-23-4541
営業時間:9:00~16:30(スープがなくなり次第終了)
定休日:日曜
ノスタルジックな空間で、コーヒーや懐かしのクリームソーダ、パフェなどが楽しめる。中でも、釧路の喫茶店の定番「アーモンド・オ・レ」は街歩きのひと休みにはぴったりです。
■仏蘭西茶館(フランスサカン)
住所:釧路市末広町5丁目5末広ビルB1
TEL:0154-22-9666
営業時間:11:00~23:00(日曜は~18:00)※早じまいの場合あり
定休日:なし
旧釧路新聞社社屋の一部を復元した建物。1Fは港湾休憩所として、釧路港の資料展示とカフェ、2Fは入場無料の石川啄木資料館です。
■港文館(こうぶんかん)
住所:釧路市大町2丁目1-12
TEL:0154-42-5584
営業時間:10:00~17:00(5~10月は~18:00)※入館は閉館の20分前まで
定休日:なし
寒い釧路でも最後まで温かく食べられるよう、熱した鉄板皿で提供する釧路のソウルフード。太麺スパゲティにトンカツをのせ、濃厚なミートソースをかけたボリューム満点のメニューです。
「たんちょう釧路空港」を利用した“ガーデン観光”。空港名にも入っている「タンチョウ」は、日本で繁殖する唯一の野生のツルで、その多くが釧路湿原にて繁殖活動を行っています。阿寒国際ツルセンター【グルス】では、人工飼育したタンチョウを一年中見ることができますが、雪が降る前の11月~12月頃は、人里でも野生の「タンチョウ」を見ることができるようになります。ドライブをしながら空を飛ぶタンチョウの姿を楽しめるかもしれませんね。
たんちょう釧路空港へは新千歳空港から高速道路を利用して車で約3時間30分、道内便を利用すると45分。東京(羽田)からは飛行機を使うと約1時間40ほどです。
※営業状況変更の可能性がございます。お出かけの際には各店舗・施設へお問い合わせください。
※各記載価格はすべて税込み価格となります。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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niwacul編集部
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