
背丈が伸びすぎた!サボテンの植え替え~niwaculアンバサダー 土屋千尋さん
土屋 千尋
日々の暮らしのことやガーデンライフ、趣味、旅先のことなど、最近の感心ごとや楽しみを、niwaculアンバサダーの皆さんが各地よりお伝えしてくれるコーナーです。
*profile*
土屋 千尋さん
多肉植物の栽培、寄せ植えなどのアレンジ制作を中心に作家として活動中。多肉植物と猫たちに囲まれた、楽しい日々の暮らしをつづります。
前回<第6回>に続いて、手作りした鉢にさっそく多肉植物を寄せ植えしていきます。
カットした苗(挿し穂)を使います。最近は朝晩がすっかり寒くなってきて、多肉植物たちも紅葉をしているものがありますね。カラフルな寄せ植えができあがりそうです。
手作りの鉢に多肉植物用の土を入れ、固まる土「ネルソル」で用土を覆います。根がない挿し穂でもネルソルは固まってくれるので簡単にまとまります。とても便利です。
※ネルソル:多肉植物の寄せ植えに最適。水で練って使用し、乾くと固まる土。
まずはメインになる大きめの多肉植物を植えます。定番種のエケベリア‛花うらら’から植えていきます。育てやすく、紅葉すると可愛いピンク色になります。その横に、上からフィオナ、オーロラ、ティッピーと、ピンセットでどんどん挿し込んでいきます。
次は、その周りにセダムや小さめの種類を挿し込んでいきます。根元にも覆うように小さな多肉植物たちを配置。ブロウメアナは少し紅葉して黄みを帯び、小さな星形の花が咲いていますね。たくさんのブロウメアナを植え付けて、ボリュームを加えます。下に垂れるグリーンネックレスなどを合わせても素敵です。
隙間には、形状の異なる数種類のセダムをひたすら植えていきます。使ったのはパリダムやトリカラー、万年草など。小さな隙間も見逃さず、ピンセットで挿し込みます。
どうでしょう、ギュッと詰まったボリューム満点の寄せ植えができました! 最後に、手で軽く押さえて全体の形を整えます。
このような感じで、お手製の鉢に多肉植物を寄せ植えにすると、一段と愛着がわきます! 鉢に壁掛けの用のワイヤーを取り付けておけば、壁に飾ることもできますよ。モルタルの鉢は、アイデア次第でいろいろな雰囲気のものを作れますので(作り方は前回<第6回>を参照)、ぜひチャレンジしてみてください。
これからの季節は、室内のインテリアグリーンとしても楽しめますね。
余談ですが、先日 Instagramで欲しい方を募集しましたら、すぐに可愛がっていただける皆さんの所へ旅立ちました。自分用にもお部屋で楽しむ多肉植物の寄せ植えを、新たに鉢から手作りしているところです(笑)。
(niwaculアンバサダー 土屋千尋)
クラフト制作からスタートし、現在は多肉植物の栽培やアレンジ制作を中心に作家活動を行なう。独創的な寄せ植えをオーダーやイベントなどで販売している。札幌在住。自宅に多肉植物の専用スペース・工房を設け、札幌を中心に活動中。
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