第7回

niwaculアンバサダー 和泉玲実さん ~色とりどりな「虹色コーン」の収穫を楽しむ

日々の暮らしのことやガーデンライフ、趣味、旅先のことなど、最近の感心ごとや楽しみを、niwaculアンバサダーの皆さんが各地よりお伝えしてくれるコーナーです。

 

*profile*

和泉 玲実さん
毎日が庭づくり。造園家としての日々の奮闘と、好きなことしている時間をつづります。東川町在住。旭川市東旭川に事務所を構える造園店「いずみガーデン」勤務。

 

 

一本一本、一粒一粒 色の違いが楽しい
「虹色コーン」の収穫

あれよあれよと言う間に寒くなり、いつ雪が降り始めるのかが気になってきました。
1カ月半前、ハロウィン用のかぼちゃのランタンを早く作りすぎてしまったようで、イベントを待たずしてシワシワになり、先日(ハロウィンの10日前)腐ってしまい、ぺったんこに…。我が家の庭の堆肥コーナーに引っ越していきました。来年はもう少し遅めに作るのがよいかな…と思っているところです。

 

シワシワになってしまい、ある意味ハロウィンらしい雰囲気がある。すでに堆肥コーナーへ行ってしまったけど…
シワシワになってしまい、ある意味ハロウィンらしい雰囲気がある。すでに堆肥コーナーへ行ってしまったけど…

今年の春、畑の一角にはじめて植えてみたトウモロコシ「虹色コーン(グラスジェムコーン)」は、夏の間にとても大きくなりました。ちゃんと収穫できるかドキドキもので、「虫はついていないか、動物にコーンを食べられていないか」など、その成長を娘と見守ってきました。

娘がコーンの様子をチェック中。手を握り親指を立てて「異常なし!」のOKサイン(?)
娘がコーンの様子をチェック中。手を握り親指を立てて「異常なし!」のOKサイン(?)

一般的にトウモロコシが収穫される夏の中盤に、育てている虹色コーンをちょっと皮をめくって中を見てみました。すると、「あ、まだ色づき始めで、準備中です。勝手に中を覗かないでください。」そんな感じの状態でした。どうやらこの子はブルー系の色している…と胸をときめかせながら、そーっと皮を戻しておきました。

そーっと中の実を確認。ブルー系の色が出始めている
そーっと中の実を確認。ブルー系の色が出始めている

そして待ちに待った収穫の時、最初の一本を剥いてみると、その色のきれいさにビックリしました! 晴れた青空の下で見る虹色コーンはキラキラと輝いていて、まるで宝石のようでした。
時間とともに、乾燥しながら少しづつ落ち着きのあるくすんだ色になっていきますが、収穫したばかりの実の輝きは、これまで手をかけ見守ってきた“まさにご褒美”的な輝きに見えました。

全体に青みを帯びたカラフルな実。一粒一粒が何だか輝いている
全体に青みを帯びたカラフルな実。一粒一粒が何だか輝いている

1本目を全部剥いてみると、ブルーの色味がきれい。ここから乾かすことによって、色の変化を楽しめるのも魅力の一つです。2本目は、ホワイトとピンク系。先ほどと全然違う配色になるとは驚きですし、剥いてみるまで何色に育っているかわからないところも、とても面白いですね。

ブルーを帯びた実の色。何度かくるくると回しながら、いろんな色の入ったコーンに見とれる
ブルーを帯びた実の色。何度かくるくると回しながら、いろんな色の入ったコーンに見とれる
こちらはホワイト&ピンク系の色。一本一本の色味が異なるのが不思議…
こちらはホワイト&ピンク系の色。一本一本の色味が異なるのが不思議…

4本ほど剥いたところ、それぞれ違った個性のある、まさに“虹色コーン”が出てきました。私たちがいつも食べているトウモロコシより、サイズは少し小さめ。ポップコーンにする方はいらっしゃるようですが、そのまま茹でて食べるには少々硬く、あまり向かないようです。鑑賞用として楽しむのがよいかもしれませんね。

カラフルで可愛い。ブルー系、ホワイト&ピンク系、オレンジ系と4本とも色味やその濃さが異なる
カラフルで可愛い。ブルー系、ホワイト&ピンク系、オレンジ系と4本とも色味やその濃さが異なる
娘もコーンの皮をめくるたび、「あらー。きれいー」と歓声を上げる。「およよ。これは青色の人魚姫が出てきたよ!」と独特の表現も
娘もコーンの皮をめくるたび、「あらー。きれいー」と歓声を上げる。「およよ。これは青色の人魚姫が出てきたよ!」と独特の表現も
最後は、好きな色の順番に並べてくれた(…横じゃなくて、縦に並べていたところが子供らしい)。何本並べたか数えているところ
最後は、好きな色の順番に並べてくれた(…横じゃなくて、縦に並べていたところが子供らしい)。何本並べたか数えているところ

庭仕事しているとき、たまにお世話になるのが「Tam Jam(タム ジャム)」さんのテイクアウトです。ジャムの販売もしており、北海道の季節の素材をふんだんに使ったパスタやハンバーグを出してくれます。地元の皆さんにも愛されている、周囲の景色もきれいな素敵なお店です。中でもハンバーグはTam Jamさんの定番メニューで、ファンの多い看板メニューとなっています!

写真は季節限定メニューになりますが、地元東川町の大坪農園さんのトウモロコシを使ったニョッキがとってもおいしかった(季節限定で今年は販売終了、また来年が楽しみ)。もちろん、どのメニューもおすすめです。

「Tam Jam(タム ジャム)」さんのテイクアウト。外でいただくと気持ちよく、より食欲もおいしさも増す
「Tam Jam(タム ジャム)」さんのテイクアウト。外でいただくと気持ちよく、より食欲もおいしさも増す

●ジャム&カフェ Tam Jam(タム ジャム)
住所:北海道上川郡東川町西3号北12
営業時間:11:00~18:00 (L.O.17:30)
定休日:火曜(12月~3月は月・火曜)
HP:https://tamjam-higashikawa.com/
※開店日はInstagram @tamjam_higashikawa をチェックすると分かりやすいです! 

完璧ではありませんが、不慣れでも何とかいろいろな色のコーンを収穫できました(よかった!ほっとしました)。乾燥させて、冬の間に何か飾りを作れたらいいなぁ~と思っています。

※生食に向かない虹色コーン(グラスジェムコーン)を植える際、周りに食用トウモロコシがある場合は最低でも100mほどは離す必要があるそうなので、周辺環境にご注意ください。花粉が飛ぶことで食用トウモロコシに他品種の性質が混ざってしまうことがあります。

虹色コーンの色のグラデーション。たくさん収穫できて、ほっと一安心
虹色コーンの色のグラデーション。たくさん収穫できて、ほっと一安心

最後に、我が家の庭も秋らしい雰囲気。今シーズンは温かな気候で、晩秋から初冬になっても野菜や果実の収穫が続きそうです。娘と一緒に日々「もぎ取り体験」を楽しんでいます。

 

(niwaculアンバサダー 和泉玲実)

我が家の「雑草ガーデン」にも秋が…
我が家の「雑草ガーデン」にも秋が…
下に落ちたクラブアップルの実を集めてスープ作り(笑)。木に残った実は、そのまま冬の間に野鳥の餌に
下に落ちたクラブアップルの実を集めてスープ作り(笑)。木に残った実は、そのまま冬の間に野鳥の餌に

この記事を書いた人

和泉 玲実

和泉 玲実

東川町在住。旭川市東旭川に事務所を構える造園店「いずみガーデン」勤務、設計部長。造園・ランドスケープの設計やデザインを手がける。植物にも詳しい。幼稚園や病院の庭など、子供と地域のつながり、福祉と庭などをテーマにした分野にも注力。ガーデンデザインの勉強をするため、カナダ、アメリカ、ニュージーランドでの修行経歴も持つ。

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