第50回

今週の花(3月14日)~タネまきと春の庭

エルミタージュ=隠れ家的な 走川さんご夫婦のお庭から、今が旬の「今週の花」をお庭のエピソードや様子ととも月2回 紹介していきます。…北海道にもいよいよ春がやって来ますね!

撮影:走川 正裕 ・ 貴美 文:走川 貴美

 

ご無沙汰しておりました。昨年7月に転んで骨折し、長らく療養しておりました。毎年秋には球根を植たり、パンジーやビオラを花壇に植え付けたりして春を待つのですが、昨年はその作業もできなかった!!ので、これから訪れる春の庭は寂しくなるでしょうね…。

ようやく通院も一段落しましたので、無理のない程度にガーデニングを再開です。先日、一年草のタネとユリの球根を買ってきました。いよいよタネまきですね!

今シーズンのために買ってきたユリの球根と、カンパニュラ、矢車草(ヤグルマギク、コーンフラワーとも呼ぶ)などの一年草のタネ
今シーズンのために買ってきたユリの球根と、カンパニュラ、矢車草(ヤグルマギク、コーンフラワーとも呼ぶ)などの一年草のタネ

温室やハウスのある方はもうとっくにタネをまき終わっていると思うのですが、我が家はベランダで苗づくりするので、毎年「お彼岸」が近づいてくる頃を目安にタネまきを行ないます。その頃には気温も上がり、日照時間も長くなってくるので、間延びしないよい苗がつくれます。管理はベランダに設置した育苗棚の管理ハウス内で行ないます。

育苗トレーにタネまきし、ネームピックを挿しておく。湿度を保つために湿らせたシートで覆う
育苗トレーにタネまきし、ネームピックを挿しておく。湿度を保つために湿らせたシートで覆う
ベランダに育苗棚の簡易ハウスを置いて、苗の生育を見守る
ベランダに育苗棚の簡易ハウスを置いて、苗の生育を見守る
4月になれば、育苗棚から戸外のベランダにおろし、日当たりよく苗を成長させる
4月になれば、育苗棚から戸外のベランダにおろし、日当たりよく苗を成長させる

4月に入ったら、簡易ハウスから外に出して日光に当てます。最初の1週間くらいは夜には家に入れますが、その後は外に出しっぱなしです。まだ小さな苗たちが、寒さにも負けずに頑張ってくれています。

 

一年草の苗が育ってきたら、宿根草の間に植え込みます。周りの花の種類や花色も見ながら、庭のあちらこちらに植えて回ります。春の庭に欠かせないパンジー&ビオラは由仁町の花農家さんに苗を買いに行き、花壇の縁やコンテナ植えに。一年草は長く咲いてくれるので、庭を彩り華やかにしてくれる優れものですね。

花壇の縁取りに咲くパンジーやビオラが華やか
花壇の縁取りに咲くパンジーやビオラが華やか
バラと宿根草の間から顔をを出すのは、青花、ピンクや白花の矢車草(ヤグルマギク、コーンフラワー)。彩りを加えるのに重宝する
バラと宿根草の間から顔をを出すのは、青花、ピンクや白花の矢車草(ヤグルマギク、コーンフラワー)。彩りを加えるのに重宝する

私は札幌市内の市民グループ「AMAサポーターズ倶楽部」にも所属しているので、もちろん宿根アマの花も庭で咲いてくれます。4~5年で花付きが悪くなってくるため、毎年タネまきも行なって少しずつ追加。開花期にはベストな状態を楽しめるようにしています。

バラが咲く初夏まで、ビオラが長く咲いている。宿根アマの青い花や、赤花のフランネルソウも素敵
バラが咲く初夏まで、ビオラが長く咲いている。宿根アマの青い花や、赤花のフランネルソウも素敵
宿根アマ。茎がやわらかく、風に揺れる青い花が涼しげ
宿根アマ。茎がやわらかく、風に揺れる青い花が涼しげ

北海道ももうすぐ春を迎えます。ガーデナーにとってはワクワクする季節ですが、昨年は球根もビオラたちも植えていないので、我が家の春の庭はちょっと寂しい感じになるかも…。何か植栽をプラスして、賑やかに庭を演出するつもりです!

いつもなら、春の庭にはチューリップや一年草が彩り豊かに咲く

この記事を書いた人

走川  貴美

走川 貴美

「オフィスサムグリーン」代表。「AMAサポーターズ倶楽部」代表、2016年に第27回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞。日本フラワーデザイナー協会の講師なども務める。6年前から長沼町に移り住み、約750坪の庭を手入れしながら大好きな花々と緑に囲まれて暮らす。

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