
リプサリス
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日々の暮らしのことやガーデンライフ、趣味、旅先のことなど、最近の感心ごとや楽しみを、niwaculアンバサダーの皆さんが各地よりお伝えしてくれるコーナーです。
*profile*
土屋 千尋さん
多肉植物の栽培、寄せ植えなどのアレンジ制作を中心に作家として活動中。多肉植物と猫たちに囲まれた、楽しい日々の暮らしをつづります。
先日、札幌市東区にあるコミュニティドーム「つどーむ」にて行なわれた「てしごと市」の出店を終え、抜け殻となっている私です(笑)。
「てしごと市」は、つどーむでは年2回の開催で、ハンドメイド作品やセクレト雑貨、花・資材などの展示販売ブースやさまざまなワークショップ、パン・菓子、コーヒーなどのキッチンカーなどが一堂に集まるイベントです。15年くらい一緒にやっているハンドメイド仲間と、和気あいあいとイベントに参加! 打ち合わせをしなくても役割分担ができていて、スムーズに準備が進む仲間なんです。最強ですね(笑)。
ちなみに、こんな感じで作品を並べました! 好んで見ていただき、多肉植物はほぼ完売という状況で、うれしい限りでした。コロナ禍で数年開催できていなかったとは思えないほどの来場者で大盛況でしたね。次回は10月4日(水)、秋の開催です。毎回人気のイベントのため出展も抽選です。次も出られたらいいな! と思います。近くなりましたら、また情報をお伝えしたいと思います。
さて、大きなイベントが終わったので、少しずつ庭の多肉たちのお手入れをしている中、やりたくてもなかなか手をつけられなかった古いタイプライターの寄せ植えの手直しを行なうことにしました。
何年か前にリサイクルショップで古いタイプライターを見つけて、「ここに多肉を植えたら可愛いかも?!」と思って500円でゲットしたものです。
今回は、こちらの寄せ植えの手直しの様子をお伝えしたいと思います!
この寄せ植え作ったとき、麻布がなくて梱包用のプチプチに植え込んだのですが、穴を開けてはありましたが、やはり劣化でボロボロになってしまいました。そこで、麻布をダイソーで購入。100円均一ショップも上手に利用するとよいと思います。
土を入れる前に麻布を敷くのですが、サイズを決めて、ちょうどよいところでカットして使用します。そのほか土と好みの多肉の苗と、いくつかのセダム類の差し穂を用意します。
私は、いつも自分で土を配合しているのですが、多肉植物用の土も売っていますので、そちらを使うと便利です。ちなみにですが…、私は一般的な「花と野菜の土」に、赤玉や鹿沼土などをかなり多めに加えて使っています。毎回適当なので、配合はこうがよいですよ! とは言えないのですが…。また、虫の予防のために、あらかじめ土にオルトランDX(粒剤)を混ぜ込んでいます。
準備ができたら、さっそく植え込み。まずは麻布を敷いて、土を入れます。
土を入れたら、さっそく植えていきましょう。今回は、セダム類を何種類か用意したので、たくさん使って植えてみます。挿し穂のサイズは、お好みの長さにカットするとよいです。
カラフルになるようにバランスを見ながら、順にさくさくと植え込んでいきましょう。姿がころんとした多肉は、手で押さえながら穂(茎)の部分を土に挿します。サイズの小さなものや長いものはピンセットを使って挿し穂を持ち、土に植え込むとやりやすいです。
どんどん植えていきましょう。そしてある程度植え込んだところで、長いものはまとめて後方に、隙間には小さなセダムを挿し込んでいきます。全体的に植えたら、飾りも添えてみましょう。
写真のようにみっちりと多肉で埋まり、なかなかいい感じに仕上がりました。植え込みが済んだら、全体にたっぷりと水を与えます。
その後の水やりですが、今時期なら2週間もあれば根が付くので、それから水やりをスタートします。置き場所の環境や気温のもよりますが、週1回くらいが目安となります。
多肉の寄せ植えづくり・手直しの仕方は、下記の記事も参考にしてみてください。ただし時期が異なるので、植え込み後の水やりについては今回お伝えした通りがベストです。
できあがったら、前回ご紹介した庭の多肉コーナーに設置! 古いタイプライターの寄せ植えが、この空間の主役のようになりました!! おしゃれ度アップですね。
ほかにも植え直さなければいけない子たちがたくさんあるのですが、とりあえず一番の大物を植え直しできたので、ほっと一安心です。
庭ではクレマチスも咲いてきました。夏に向かって庭の様子も賑やかになってきましたね。皆さんも、ガーデニングシーズンの最盛期を楽しく過ごしてくださいね。無理なく自分のペースで。
(niwaculアンバサダー 土屋千尋)
クラフト制作からスタートし、現在は多肉植物の栽培やアレンジ制作を中心に作家活動を行なう。独創的な寄せ植えをオーダーやイベントなどで販売している。札幌在住。自宅に多肉植物の専用スペース・工房を設け、札幌を中心に活動中。
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