
【特集】前編 <素敵なバラに出会う 2023>プロがセレクト!おすすめのバラ&新品種
niwacul編集部
道内には素敵な庭づくりをするガーデナーが多数います。
皆さんのご自慢の庭をご紹介。
札幌市南区/菅江さんご夫婦の庭
藻岩山の麓、札幌の街並みを望む小高い土地に、傾斜を生かしたバラのお庭が現れます。洋風の建物とバラの装いがとても似合っており、遠目からも素敵なお庭の存在を感じさせます。
出迎えてくれるのは、菅江さんご夫婦。ここでのガーデニング歴は11年になります。「ここは、お庭をするために探し求めていた、理想にぴったりの場所」と菅江さん。森の緑がすぐ近くにあって、自然に囲まれる中で花を育て、日々の暮らしも楽しめる場所――。
お庭は、すべてお二人の手づくりです。レンガを敷いたり、ガーデンアイテムを設置したり、エリアを少しずつ広げるように植栽していき、毎年少しずつ作業を進めてきました。
入り口にはつるバラが絡まる広々としたパーゴラ。漂う香りとバラの花に包まれるようにして小道が続いていきますが、奥まで見通せないデザインが期待感を高めてくれます。
小道を抜けると、自宅裏手は森の緑が美しい空間。花があふれるエリアと、大きな木々の下にもお庭が展開します。土地の高低差を生かしながら、小道を配したデザインが魅力です。坂道や階段を設けた演出は、このお庭ならでは。菅江さんは、「傾斜に花を植えると、目線に花いっぱいに見えるのがいいですよ」と言います。木陰には休憩スペースも設けており、夏でも涼しい風が通り抜けるので、お二人のお気に入りの場所になるのだそうです。
お二人でアイデアを出し合いながら、エリアごとの演出と遊び心も加えて、お庭暮らしを楽しんでいます。
花シーズンには、「cafe twelve(トゥエルブ)」という名前の自宅カフェをしており、お客さまにはお庭も開放しているのだそうです。
(現在は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、お店はクローズしています)。
Instagram(インスタグラム) @yoshino.twelve もチェックしてみてください。
北海道のガーデニング&カルチャーWEBマガジン「niwacul(ニワカル)」編集部。ていねいな暮らしを楽しむガーデナーによる、北海道の生活情報発信メディアです。
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