第55回

ローズヒップをふんだんに! ニセコ「ルピシア」のクリスマス用リース

今回は、ニセコにある「ルピシア」のレストラン、ブティックなどのリースの装飾をご紹介します。
このコーナーでは、香りを持つ植物の魅力に惹かれて、育てる、眺める、味わう―、日々の出来事をハーブ研究家のかりのあさのさんがつづります。「風葉香(ふうか)」は、風で葉っぱが揺れ香るハーブのことをイメージして。

プロフィール

かりの あさの

ハーブ研究家、ハーブ講座講師。ハーブのある暮らしの魅力を多方面から発信。

 

 

雪景色の日もちらほら出てきましたね。

前回は、私が装飾を担当する展示・装飾のための大型リースなどを制作中でしたが、百合が原公園(札幌市北区)にてクリスマスに向けての「クリスマスディスプレイ展」が無事にスタートしました! お時間がありましたら、皆さんもぜひ見に行ってみてください。リースなどの販売も一部行なっています。

百合が原公園「クリスマスディスプレイ展」の会場の様子(制作:かりの あさの)。イベントは11月7日~12月17日まで開催中!
百合が原公園「クリスマスディスプレイ展」の会場の様子(制作:かりの あさの)。イベントは11月7日~12月17日まで開催中!

さて今回は、こちらのリースをご紹介したいと思います。10月後半からは、ニセコにある「ヴィラ ルピシア」や「sansui niseko」内のルピシアのレストラン用にリースやスワッグの制作をしていました。今の時期は、これらの制作を継続しているような感じで、毎日が過ぎていきます。

ローズヒップをふんだんに使用したリースたち
ローズヒップをふんだんに使用したリースたち

思いがけなく、たくさんのローズヒップを使うことができたので、クラシカルなクリスマスのイメージを織り交ぜたリースです。ローズヒップだけのリース(写真右端)のサイズは、直径45cmくらい。かなり大きなもので、ウッド張りの壁によく映えると思います。
ローズヒップの枝を束ねてリースの土台にくくりつけていくのですが、等間隔にきっちり配置していくよりも、少し遊び心を持たせた方がよりナチュラルな仕上がりになります。

ローズヒップを束にしてふんだんに使い、土台にくくりつけていく
ローズヒップを束にしてふんだんに使い、土台にくくりつけていく
直径45cmサイズに仕上げた大型のリースに!
直径45cmサイズに仕上げた大型のリースに!
ローズヒップの表面に光沢があるのは、クリアラッカースプレーを施しているため。仕上がりがきれいになり、長持ちしてくれる
ローズヒップの表面に光沢があるのは、クリアラッカースプレーを施しているため。仕上がりがきれいになり、長持ちしてくれる

また、ローズヒップとユーカリをセットにして束ね、リース土台にくくりつけていくと違った雰囲気に仕上がります。実の赤い色とユーカリのやわらかなグリーンがとてもよい相性です。

ローズヒップにユーカリをプラス。一緒に束ね、リースの土台にくくりつける
ローズヒップにユーカリをプラス。一緒に束ね、リースの土台にくくりつける
ローズヒップだけのものとは雰囲気が変わる。ユーカリの葉がやわらかな印象
ローズヒップだけのものとは雰囲気が変わる。ユーカリの葉がやわらかな印象

ニセコの「ヴィラ ルピシア」には、レストランのほかにブティックやミュージアムの建物があり、それぞれの玄関エリアにリースを飾ります。ヒバとローズヒップ、松ぼっくりに白い枝とシンプルな花材ですが、ボリュームいっぱいに仕上げているので、とても見応えがあります。

ブティックやミュージアムの玄関用には、花材をギュッと詰めた込んだボリュームのあるリースの装飾を
ブティックやミュージアムの玄関用には、花材をギュッと詰めた込んだボリュームのあるリースの装飾を

レストランの方はドアのサイズが大きいので、可能な限り大きなサイズのリースを毎年作っています。
ブティックやミュージアムと同じように、数種類のヒバ、ローズヒップ、松ぼっくりがメインで、シーブッシュの白い枝がアクセント。雪深いニセコの風景にクリスマスのイメージを添えました。

レストランのドア用のリース。同じような花材でも配置の仕方によって少し印象の異なるものにしつつ、統一感があるものに
レストランのドア用のリース。同じような花材でも配置の仕方によって少し印象の異なるものにしつつ、統一感があるものに
比べると、サイズ感の違いがわかる。手前がレストランのドア用、奥がブティックやミュージアムの玄関用
比べると、サイズ感の違いがわかる。手前がレストランのドア用、奥がブティックやミュージアムの玄関用

レストランの店内に飾るリースは雪に濡れる心配がないので、敷地内にあるガーデンで育ったシロタエギクやジニアなどもドライにしてふんだんに使用しています。

シロタエギクのやわらかな質感とドライにしたジニアのやわらかな花色で、やさしい雰囲気のリースに
シロタエギクのやわらかな質感とドライにしたジニアのやわらかな花色で、やさしい雰囲気のリースに

もう一つのリースは、sansui nisekoホテル内にあるルピシアのレストランの入り口用です。こちらも室内なので濡れる心配がない分花材もいろいろと使用しています。楕円形のリースで、お客様をお出迎えするお手伝いをさせていただきます。

楕円形のリース。ホテル内にあるレストランを飾るので、華やかな雰囲気の花材も使用
楕円形のリース。ホテル内にあるレストランを飾るので、華やかな雰囲気の花材も使用

このほかに、店内用のスワッグも作っているところです。
ニセコにお出かけや宿泊などの際は、お食事に立ち寄っていただき、ディスプレイを眺めてみてくださいね。(ニセコ「ヴィラ ルピシア」は、冬期間のランチお休みとなっています)

この記事を書いた人

かりの あさの

かりの あさの

herbarist・ハーブ研究家。ハーブやアロマの指導員などの資格を有し、30年以上植物と向き合い得た知識・経験をもとに、企業のアンバサダーや商品開発に携わる。また、さまざまな講座開催や公共の場での「みどりのまちづくり」のサポートなど、幅広く「ハーブのある暮らしの魅力」を伝えている。かりの あさのHP「ハーブまるごと生活」では、ハーブ&アロマのトータル情報をお届け。Facebook「かりのハーブcom」やInstagram「かりのハーブ」も。

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