第18回

多肉ライフ 室内に移動して管理する、多肉植物の冬越し

日々の暮らしのことやガーデンライフ、趣味、旅先のことなど、最近の感心ごとや楽しみを、niwaculアンバサダーの皆さんが各地よりお伝えしてくれるコーナーです。

 

*profile*

土屋 千尋さん
多肉植物の栽培、寄せ植えなどのアレンジ制作を中心に作家として活動中。多肉植物と猫たちに囲まれた、楽しい日々の暮らしをつづります。

多肉植物を室内に移動!
部屋やサンルームにずらりと並ぶ

11月、庭に広げていた多肉植物を室内管理に移すための片づけを開始しました。北海道の冬の戸外では寒さに耐えられないので、冬の期間中は室内での管理となります。その際の様子を、今回はお伝えしたいと思います。
片づけは、2週間くらいかけて行なっていきました。かなりの数があるので、すぐには持っていけません。時間をかけてゆっくりと家の中へ移動する作業を進めました。

多肉植物の移動が済んだ庭は、とてもすっきり
多肉植物の移動が済んだ庭は、とてもすっきり

ビニールハウスももちろん、すべて撤去します! ラティスもあとから片づけました。札幌市内の中でも、私が住んでいる北区は特に雪が多いです。庭全体が雪で埋まり、雪積がさらに多くなる真冬は道路はもちろん、行き交う車がまったく見えなくなります。右側に車庫が見えますが、車庫の屋根と同じ高さまで雪が積もることもあります。
庭にパイプベッド(子どもが小さいときに使っていた2段ベッド)を置いて、多肉植物の演出や置き場所として使ってる我が家。積雪にも耐えてくれる、優れものです! ベッドの下部のスペースに、庭に出していた椅子やテーブルをしまい込むこともできて、とても便利。

 

さて、室内の至る所に移動した多肉植物たち。まずはリビングの南向きの窓側に、寄せ植えを並べました。

外から移動してきた多肉植物の寄せ植え。好きなように次々と並べてみた
外から移動してきた多肉植物の寄せ植え。好きなように次々と並べてみた

リビングにはこのほか3カ所に置き場所をつくって、種類ごとに分けて窓枠に並べています。東向きの窓辺はアエオニウムのコーナー。ほかにサボテンコーナーやハオルチアのコーナー、水が好きな多肉たちのコーナーと分けました。同じ性質のものをまとめておくと、管理がラクなるメリットもあります。

アエオニウムを集めて並べたコーナー
アエオニウムを集めて並べたコーナー

真冬になれば、室内環境もまた変わってくると思いますが、今のことろ管理は上手くいっています。
基本的にリビングはあたたかいので、水やりは週に1度たっぷりと与えています。ただし、日差しのある時間帯は高温で蒸れることもあるので、避けるようにしています。なかなか土が乾かないようなときは、扇風機で風を送ることも。

 

そして、2階。南向きの次女の部屋も使わせてもらっています(笑)。大きめの寄せ植えを窓辺に並べました。
日がよく当たるので、ときどき暑くなる日もあります。ですので、プチプチを窓に張って遮光しています。夜には窓からの冷気をシャットアウトしてくれて、遮光にも寒さ対策にも役立っています。

南向きの次女の部屋。大きめの寄せ植えを窓辺に並べている
南向きの次女の部屋。大きめの寄せ植えを窓辺に並べている

東向きの長女の部屋にも(笑)。そこまで日差しがなくても育ってくれる多肉植物たちを並べています。
どちらも水やりは少なめです。ただ、娘たちがいる時間帯は暖房をつけているので、2~3週間に1度たっぷりと水を与える感じです。

東向きの長女の部屋には、日差しが少なくても育つ多肉植物たち
東向きの長女の部屋には、日差しが少なくても育つ多肉植物たち

2階のベランダを改造してつくったサンルームもどきの空間もあります。ほぼ外…なのですが、ポリカボネードで囲ってるおかげであたたかいです。風が直接当たることがないので、本格的な冬になるまでは、昼間のサンルームは特に気温が上がってポカポカです。夜間でも外気と比べてプラス5度くらいは違いますね。

天気がよく日差しのある日は、昼間のサンルームの中はポカポカ!
天気がよく日差しのある日は、昼間のサンルームの中はポカポカ!

この多肉植物の入った黒いバットを、室内に入れる際にひたすら庭から運びました。年々腰は痛くなるし、階段の昇り降りで筋肉痛に…。庭ではバットではなく1ポットずつ入るトレーを使っているのですが、それだと数が入らないので、冬だけぎゅーぎゅーにバットに詰めてサンルームに入れています。

黒いバットに詰めて、たくさんの多肉植物をサンルームに収納
黒いバットに詰めて、たくさんの多肉植物をサンルームに収納

置き場所の棚は、私の背丈以上あります。1番上の棚にはバットを置くことはできても、日々観察することができません。様子を見るときは、脚立に上ってバットを下ろしてという作業が発生。…そんな感じで、すべてをしっかり管理できないこともしばしばです。

 

春まで長い道のりですが、このあと5カ月間の室内管理を頑張ります。

置き場所に合った管理を行なって、無事に春を迎えよう
置き場所に合った管理を行なって、無事に春を迎えよう

冬場の水やりは、基本的には回数を控えめにしたり、無加温の室内や平均温度がマイナスに近づくような場所では、水やりを終了し休眠状態にさせます。ただ、リビングなど暖房のある部屋で楽しみながら管理すことも多いですよね。その場合は、暖房で乾燥しやすいので、様子を見ながら水やりも行ないますし、成長するので日差しにも当ててあげます。注意点は、室温が高く土が湿ってると腐る原因になってしまうこと。水やりの際は、なるべく2~3日で土が乾いてくれる量を与えるとよいでしょう。
置き場所よっても管理の仕方が変わってきますので、やれる範囲でお手入れできればよいと思います。

 

私も、春まで管理を頑張ります。次の記事で、やらかした! 凍らせた! なんていう報告がないように(笑)。

 

(niwaculアンバサダー 土屋千尋)

この記事を書いた人

土屋 千尋

土屋 千尋

クラフト制作からスタートし、現在は多肉植物の栽培やアレンジ制作を中心に作家活動を行なう。独創的な寄せ植えをオーダーやイベントなどで販売している。札幌在住。自宅に多肉植物の専用スペース・工房を設け、札幌を中心に活動中。

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