第11回

今週の花(9月13日) サワギキョウ(宿根ロベリア)

エルミタージュ=隠れ家的な、走川さんご夫婦のお庭から、今が旬の「今週の花」を紹介します。

撮影:走川 正裕 文:走川 貴美

さわやかなブルー系の花が、長い穂になって咲くサワギキョウ(宿根ロベリア)。キキョウとついていますが、花の形は全く違います。似ているのは色だけ。
きれいな花には毒がある――と言いますが、この花もそう。まぁ、食べる人はいないと思いますけど…。高原の湿地などでも見かける、野草の一つです。

花色はブルーの濃淡の幅がある
花色はブルーの濃淡の幅がある

以前庭の一番奥に、赤い花ばかり集めたコーナーをつくりました。私はどうも黄色と赤い花が苦手で植えていなかったのですが、一念発起してエリアを設けてみました。しかしイメージ通りに仕上げられず、結局気に入らずに、そのうち無残な姿になりました。そのとき赤いサワギキョウも植えたのですが、今は影も形もありません。
好きではないものに手を出すべきではない…、ということを知りました。

赤い花色のサワギキョウ(宿根ロベリア)
赤い花色のサワギキョウ(宿根ロベリア)

秋になって庭が寂しくなってきたとき、ブルーの花穂を上げて咲いてくれるサワギキョウはお気に入りの一つです。花色は濃いブルーから薄いブルーと個体差があります。ロベリアの仲間なので、一年草のロベリアとも花姿が似ていますね。
線のきれいな穂状の花になるので、丸い形状の花や平面の葉ものなどと合わせています。花期も長く、晩夏から秋に向かう庭で美しい花を堪能できます。

アプリコット色の花はホリホック。丸い花との組み合わせ
アプリコット色の花はホリホック。丸い花との組み合わせ
ヤグルマソウの秋色に変化した葉に、サワギキョウのブルーの花色が映える
ヤグルマソウの秋色に変化した葉に、サワギキョウのブルーの花色が映える
花の少なくなる時期に、さわやかなブルーの花がアクセントに重宝
花の少なくなる時期に、さわやかなブルーの花がアクセントに重宝

この記事を書いた人

走川  貴美

走川 貴美

「オフィスサムグリーン」代表。「AMAサポーターズ倶楽部」代表、2016年に第27回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞。日本フラワーデザイナー協会の講師なども務める。6年前から長沼町に移り住み、約750坪の庭を手入れしながら大好きな花々と緑に囲まれて暮らす。

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