ラベンダー
ラベンダーの庭植えの注意点 4
ラベンダーを庭植えするときの注意点、肥料などを教えてください。
室蘭市 H.Oさん
日当たり・水はけのよい場所に植えることが大切。水はけがよくない場合は植え穴を深く掘り、下に礫(れき)などを加えたり、盛り土した場所やレイズドベッドに植えるとよいです。また、空気中の湿気がこもらないよう、風通しがよい場所を選びます。生育中に株が込み合って風通しが悪そうなら、枝を間引くなどして通気性をよくします。肥料は控えめに、基土に腐植が少し含まれていれば十分でしょう。与えすぎに注意。 花が咲き終わったら花がらを切り取ります。深く刈り込みすぎないように注意しますが、上方の葉を少し切る程度は全く問題ありません。きれいなドーム状になるように整えてあげると、翌年も樹形を保つことができます。また、雪の重みで枝折れなどを防ぐために、荒縄などで束ねて冬越しするとよいでしょう。寒さに強いうえに積雪で寒風から守られるので、枝折れさえ防ぐことができれば防寒対策は必要ないでしょう。
英国Writtle College(リトルカレッジ)にてガーデンデザインを学ぶ。現在は、苫小牧市にある「イコロの森」の勤務、ヘッドガーデナー 。設計からメンテナンスまで庭づくりの幅広い経験をもとに、宿根草ガーデンの管理・栽培等を担当。
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